高い機能性に定評のあるNikeのスパイクが、コートや人工芝で行うフットサルやストリートサッカーなど少人数でのプレーに合わせてリミックスされた。その名も「NikeFootballX」。11人制のフットボールでは「マジスタ」を愛用している山口蛍に、その「NikeFootballX」版シューズに当たる「マジスタX」について、またギアへのこだわりについて聞いた。

インタビュー=小島鉄平 Interview by Teppei KOJIMA
写真=ナイキ Photo by Nike
山口蛍が語るMagistaX(マジスタX)
――山口選手は昨年から「マジスタ」を履かれていますが、履き心地はいかがですか?
山口 蛍 スパイクに足を入れた瞬間の感覚がいいんですよね。全体を包むというか、足全体が包まれるような感覚がすごくあります。足にぴったりなじむので、走ったり、ボールを扱ったりという部分でかなり履きやすいと思います。
――その「マジスタ」を、フットサルやストリートサッカー向けにアレンジした「マジスタX」の印象はいかがですか?
山口 蛍 まずデザインがすごくカッコいいですね。あとは「マジスタ」もそうですけど、足首までフィットするのがいい。僕はフィット感が緩いシューズはあまり好きじゃなくて、ガッチリしているほうがいいんです。
――このシューズは堅い路面や人工芝、体育館のコートなどでもプレーしやすいように設計されているのですが、山口選手はフットサルの経験は?
山口 蛍 そこまではないです。でも、小学校の時はグラウンドでやる練習のほかに、体育館でフットサルみたいに少人数でプレーする練習もありましたね。セレッソでも鳥かごだったり、少人数で、狭いエリアでプレーするトレーニングはやります。僕自身はそんなに得意なほうではないんですけど(笑)、そういうトレーニングは好きですね。
――狭いエリアでのプレーを練習することで、実際のフットボールに生きてくる部分はありますか?
山口 蛍 タッチとかボールスキルはもちろんですけど、例えば片方のサイドにわざと相手を寄せておいて、素早く逆に展開するプレーなどは、鳥かごでも実際のゲームでも同じですよね。そういう部分はすごく生きているなと思います。

――ボールを回して相手を崩すときの意識は共通なんですね。
山口 蛍 そうですね。試合の場面でも狭いゾーンでプレーする場合に、鳥かごでしっかり意識しながら練習しているかどうかが大切になってきます。ワンツーとか、崩しのパスとか。
――海外だと、フットサル出身でフットボールに転向した選手もいます。
山口 蛍 フットサルとかストリートサッカーとか、そういったプレーを経験している選手が多いのは確かですね。
――では、若いプレーヤーがフットサルやストリートでプレーする場合に、どういうプレーを身につけたらいいかアドバイスをお願いします。
山口 蛍 細かいボールタッチやフェイントの技術を磨いてほしいですね。若い時に身につけておけば、大きくなった時に絶対生きてくると思うし、僕自身、もっとやっておけばよかったと思うくらいなので。だから、今のうちにそういう技術を練習したほうがいいと思います。若いほうが身につきやすいですし。
――ちなみにフットサル用のシューズを選ぶ場合も、ボールタッチを意識して選んだほうがいいですか?
山口 蛍 そうですね。履きやすさやフィット感は当然として、やっぱりボールタッチに特化しているものがいいと思います。あとはデザインかな。僕は「マジスタ」の機能だけじゃなくて、デザインも気に入っているんです。派手で目立つから。注目されるなとは思いますけど、やっぱりピッチに立つなら、派手で目立つものがいいですよね(笑)。
NikeFootballX

(左)ナイキ マジスタ プロキシモ TF (右)ナイキ マーキュリアル プロキシモ ストリート IC