2014.06.28

【なんでもベストイレブン】サポティスタ岡田が選ぶアイドルベストイレブン

 なんでもベストイレブンは、この世にあるありとあらゆるものの最強の11人(ときに人間ではなくモノも)を選び、サッカー風に語る実にくだらない企画であります。「こんなベストイレブンをやってほしい」とのリクエストは、コメント欄にいただけると幸いです。

第二回 アイドルベストイレブン

文・岡田康宏

 このアイドルブームのご時世、魅力的なアイドルは本当にたくさんいるので、アイドルのベストイレブンを選ぶとすれば、どんな基準で11人を選ぶのかが最大のポイントになりますが、例えば昨年大ヒットしたドラマ「あまちゃん」の中で、橋本愛が演じる足立ユイはアイドルの世界をこのように表現しました。

「アイドルってね、かわいいだけじゃダメなの。かわいいだけの子なんて掃いて捨てるほどいるの。かわいいだけの子を、かわいくない子が追い抜いていく世界なの」

 アイドルにおける見た目のかわいさというのは、サッカー選手でいえばフィジカルに相当する部分だと思います。体が大きい、足が速い、そうした能力は初めて見た人にも一発でわかる能力ですが、サッカー選手の力はそれだけでは決まりません。サッカー選手の実力がフィジカルやテクニックだけでなく、メンタルタフネスやインテリジェンスによっても大きく左右されるように、アイドルにとっては見た目のかわいさやパフォーマンスの実力だけでなく、キャラクターやセルフプロデュース能力、性格などの内面的な要素も大きな魅力となります。

 見た目のかわいさやパフォーマンスは写真や動画を見ればすぐにわかるので、ここではあえてパッと見では分かり難い部分の魅力に優れたアイドルを中心にメンバーを組んでみたいと思います。サッカー的に言うなら、上手い選手より戦える選手を、与えられた役割をこなす選手よりも、周囲を引っ張る力があったり柔軟に考えて動ける選手をイメージして選んだつもりです。そういう基準に選んだ、サポティスタ岡田が選ぶアイドルベストイレブンは、次の11人です。

pich_idol655
FW/生駒里奈・百田夏菜子・宮脇咲良
MF/道重さゆみ・指原莉乃・高橋みなみ
DF/浅川梨奈・傳谷英里香・藤本結衣・真山りか
GK/夢眠ねむ
■左ウィング
生駒里奈(乃木坂46/AKB48)
FW_Ikoma1

乃木坂46からの交換留学生としてAKB48を兼務中。1stから5thシングルまで乃木坂のセンターを務めており、プレッシャーの中で鍛えられた責任感、新しい環境に飛び込んでいく勇気、周囲から愛される性格と内面的な魅力にあふれる存在。最前線で新しい何かを切り開く突破力が期待される。

■センターフォワード
百田夏菜子(ももいろクローバーZ)
FW_Momota

ももいろクローバーZの不動のセンター。もともと積極的に前に出る性格ではなかったが、リーダーという役割、センターのポジションを与えられることで成長し、その才能が花開いた。常日頃から強いリーダーシップを発揮するタイプではないが、ここ一番という勝負どころでは絶対的に頼りになる存在。

■右ウィング
宮脇咲良(HKT48/AKB48)
FW_Miyawaki
若さや見た目のかわいさだけでなく、ソーシャルメディアから伝わる文章力にも定評があり、ビジュアルとインテリジェンスを兼ね備えた48系グループの次世代エース。指原莉乃の影響を間近で受けて急成長を遂げており、先日の総選挙では「いつか、さっしーを超えてみせます」とライバル宣言を行った。

■セントラルMF(左)
道重さゆみ(モーニング娘。)
MF_Michishige

シングルが5作連続でオリコン1位を獲得し、再評価の声が高まっているモーニング娘。のリーダー。個人としてアイドルの世界の外でも通用するキャラクターを確立させると同時に、若いメンバーを引っ張って老舗アイドルグループを復活に導く。個と組織の両面でこれだけ質の高い仕事をできているアイドルは他にいない。

■セントラルMF(中央)
指原莉乃(HKT48)
MF_Sashihara

昨年のAKB総選挙第1位。HKTでは劇場の支配人を兼任。自身もアイドルファンでセルフプロデュース能力が高いのはもちろん、周囲のアイドルの魅力を引き出す能力にも長けており、HKTの若くて将来性ある素材たちが彼女の加入によって大きな成長を遂げつつある。逆境にも強く、周囲に与える影響力は計り知れない。

■セントラルMF(右)
高橋みなみ(AKB48)
MF_Takahashi

言わずと知れた、AKB48グループの総監督。高い統率力とリーダシップを兼ね備えた精神的支柱。言葉だけでなく行動で周囲を引っ張れる。ドゥンガやロイ・キーンの役割をイメージしてほしい。決め台詞は「努力は必ず報われる」。中盤の3人はチームを個人としても組織としても支える強力なリーダーであり、「ピッチの中の監督」としての役割が期待される。

■左サイドバック
浅川梨奈(SUPER☆GiRLS)
DF_Asakawa

今年2月、SUPER☆GiRLSに加入した新メンバーの1人。自身も熱烈なアイドルファンでアイドル側の視点、ファン側の視点、両面を持っているのが強み。うるさい、うざい、よくしゃべる、とその運動量はまさにサイドバック的。ウザカワ系のキャラクターだが、そのうっとおしいくらいに明るいキャラクターがチームに活力を与える。

■センターバック(左)
傳谷英里香(ベイビーレイズ)
DF_Denya

今年中の武道館公演を目指す5人組ベイビーレイズのリーダー。インタビューの受け答えなどからも分かるように自身の意志や考えを言葉で的確に表現できるしっかり者。見た目とはギャップのある萌えボイスが特徴で、センターバックとして周囲には大きな声で指示を飛ばしてほしい。

■センターバック(右)
藤本結衣(palet)
DF_Fujimoto

見た目は正統派美少女ながら性格的にはクセのあるメンバーばかりが揃った7人組paletのリーダー。MCの能力には特筆すべきものがあり、自分が前に出るのではなく、一歩引いて周りのメンバーの魅力を引き出すMCが得意。前に前に出るタイプが多いアイドル界の中で周囲を上手に使えるキャラクターは貴重だ。

■右サイドバック
真山りか(私立恵比寿中学)
DF_Mayama

エビ中こと、私立恵比寿中学の最年長にして現役唯一のオリジナルメンバー。自身の役割としてハイテンションキャラクターを引き受け、チームにファンに常に高いテンションを与え続ける。頑張りすぎて空回りすることもしばしばだが、そんなところもアイドルとしては魅力。小学生の頃、サッカーをやっていたらしい。

■GK
夢眠ねむ(でんぱ組.inc)
GK_Yumemi

ピッチに立つ11人の中で唯一人違う色のユニフォームを着るのがGKだとすれば、でんぱ組.incはそんなGKタイプのメンバーばかりが集まったアイドルグループだ。身長170センチ台の長身で、若いアイドルを温かい目で見守る「アイドル界のお母さん」。彼女が最後尾にいてくれることで前線の選手たちは安心して前を向ける。

というわけで、アイドルベスト11、選んでみました。個人的な趣味は当然入りつつも、わりとメジャーどころのアイドルさんばかりなので、興味を持ったり、関心を引かれた子がいたら、ぜひググってみてください。

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