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コミュニティサイト『it-tells』にセルジオ越後が登場し、ユーザーと激論! 「こういう時、サポーターはブーイングしなきゃ」

2014.03.06

 3月5日、コミュニティサイト『it-tells(いってる)』のサッカーキングコミュニティに、「日本サッカー界のご意見番」として知られるセルジオ越後氏が登場。終わったばかりのサッカー国際親善試合をテーマに、意見交換するイベントを行った。

 キックオフから10分ほどで3点を奪ったものの、その後はペースダウンして、90分を通して見れば不満の残る内容だったこの試合。サポーターにとってもフラストレーションの溜まる内容だっただけに、セルジオ越後氏は「喝」のエネルギー満タンで『it-tells』に登場した。

 まず、試合展開については次のようにコメント。

「こういう相手で10分で4-0になったら、選手をかばうわけじゃないけど、こうなってしまう。相手のレベルに合わせてしまった。こういう時、サポーターはブーイングしなきゃいけない。そうすれば選手の意識は絶対に変わる。選手は試合をこなしているというだけで、魂が入ってなかった」

 ここからユーザーとの意見交換がスタートし、白熱した議論が1時間に渡り繰り広げられた。

「ニュージーランドの方が攻撃に意図が感じられました」というユーザーのモヤモヤした気持ちに、セルジオ越後氏は「監督がどういうテーマで選手をピッチに送り、試合中にどんな指示を出したのか」と回答。

「そんなに激しい試合じゃなかった、イエローカードもでなくて、怪我したのはレフェリーだけ。それで、ニュージーランドのほうが攻撃に意図があるように見えてしまったのは残念だ」

 また、ユーザーから寄せられた「今日の失点は、とても軽く見えてしまった」の声には、「日本の欠点がそれでしょう。同じ形で何失点してるのか。他にも危ないシーンがいくつかあった。弱点は明らかだから、狙われるだろう」と同意。

 最も白熱した議論の一つが、守るか攻めるかのアプローチ。

「守備的な試合は見たくない」という意見に対し、セルジオ越後氏は「レベルの違いがあったら守るしかない」と冷静に反論した。

「世界のトップレベルで、攻めて戦うんだとしたら、コンフェデみたいに負けて帰ってくるだけ。これはどの競技であれ、弱い側は守りから入るしかない。守備から入る試合でも、ワンチャンスでフランスに勝ったり、マイアミの奇跡を起こしたりしたんだから」

 現在の日本サッカーを象徴するスタープレーヤー2人のパフォーマンスと起用法にも意見が集まったが、セルジオ越後は厳しい提言を投げかけている。

「自分から行ける時間帯があったのに、点を取ろうとする意識がそれほど見れなかった。クラブで足りない、見せられないプレーをやらなきゃいけないのに、そうならなかったのは残念。ビッグクラブにいるというブランドだけに満足したら、それじゃいけない。マンチェスターやミラノでこの試合をやったら、大ブーイングを受けるよ」

イベントの模様は、ユーザー登録なしでも閲覧可能。サッカーファンであれば要チェックの内容となっている。
https://ittells.jp/ittells/app/community/top?communityCode=319

『it-tells』は、共通の趣味関心を持つユーザー同士で語り合える場所として、セガが開設した新しいコミュニティサービス。新しい発見や驚きに満ち溢れた場所『it-tells』では、今後もこのような魅力的なイベントを開催する予定だ。
※現在はクローズドβテスト期間中で、順次登録者枠を広げていく予定。

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