GELSENKIRCHEN, GERMANY - DECEMBER 01: Patrick Herrmann of Moenchengladbach (R) challenges Atsuto Uchida of Schalke (L) during the Bundesliga match between FC Schalke 04 and Borussia Moenchengladbach at Veltins-Arena on December 1, 2012 in Gelsenkirchen, Germany. (Photo by Christof Koepsel/Bongarts/Getty Images)

クラブ新記録の開幕5連勝と、絶好のスタートダッシュを見せていたドルトムントが、ついに止まった。
第6節にMF長谷部誠とMF清武弘嗣を擁するニュルンベルクとアウェーで対戦したが、先制しながらも後半に追いつかれ、1-1と引き分けた。開幕連勝こそストップしたが、今シーズンの無敗は維持。今節では、今シーズン未勝利で17位に沈むフライブルクをホームに迎える。得点ランクトップタイの5ゴールを挙げるピエール・エメリク・オーバメヤン、4得点のロベルト・レヴァンドフスキをはじめ、前線の好調ぶりは目を引くところ。リーグ最多の16ゴールと自慢の攻撃陣の爆発に、期待がかかる。
他の上位陣では、同じく無敗を続け、ドルトムントと勝ち点で並んだ王者のバイエルンが、ヴォルフスブルクとホームで激突。2強を勝ち点1差でピタリと追走するレヴァークーゼンも、ホームでDF酒井宏樹の所属するハノーファーと対戦する。
日本人選手所属クラブでは、ドルトムントの連勝を止めたニュルンベルクがブレーメンとのアウェー戦で今シーズンの初勝利を目指す。DF内田篤人の所属するシャルケはホッフェンハイムと、DF酒井高徳の所属するシュトゥットガルトはブラウンシュヴァイクと、それぞれアウェーで相対する。また、MF細貝萌を擁するヘルタ・ベルリンとFW岡崎慎司が属するマインツが激突。両選手とも開幕から連続出場しているため、日本人対決が実現する可能性も大きい。
乾貴士が所属する13位のフランクフルトは、16位のハンブルガーSVと対戦する。乾は前節、ベンチ入りしたが出場機会はなく、今シーズン初の試合欠場となった。しかし、今月初旬の国際Aマッチでは代表招集こそ受けなかったが、中断期間に行われた練習試合で、2ゴール1アシストの活躍。第5節のブレーメン戦でも、2ゴールに絡むプレーを見せていることから、調子自体は悪くないはず。出場となれば、昨シーズンにフランクフルトの上位進出の原動力となった切れ味鋭いプレーが望まれるところだ。