メキシコ対バミューダ戦に乱入した猫 [写真]=Getty Images
19日に行われたCONCACAFネーションズリーグ・グループステージ第6節メキシコ代表対バミューダ戦で、とある珍事が起こった。
メキシコは格下相手に苦戦。10分に先制を許し、27分に同点に追いつくも、その後はなかなか逆転ゴールを挙げられない展開が続く。すると54分、観客のボルテージが一気に上がる出来事が起こる。オレンジがかった茶色の毛並みをした猫がどこからともなくピッチに迷い込み、サイドラインを疾走。30秒ほどで電光掲示板の裏へと消えていったが、その躍動感に溢れた動きはチームのパフォーマンスに不満を募らせていた観客を大いに沸かせた。そして後半アディショナルタイム3分、メキシコは待望の逆転弾を奪い土壇場での勝利に成功した。
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— Concacaf Nations League (@CNationsLeague) November 20, 2019
フリーランスのセサル・エルナンデス記者は、「FW:オレンジ色の猫 評価は10段階中で9だ。ほんのわずかな時間だったけど、私たちのネコ科の友人は、大半のメキシコの選手よりも興奮を与えてくれた。試合の流れを変えた」と寸評。メキシコ代表の公式Twitter(英語版)も「やあ、NFL。自慢するわけじゃないけど、うちの猫はおたくの選手らよりも速いと思うよ」とアメフト選手顔負けの走りを見せた猫を絶賛した。
辛くも勝ち点3を手にしたメキシコは、グループステージを全勝で突破。来年夏に行われる準決勝では、コスタリカと対戦する。