2019.10.18

チェフだけじゃない! 別のスポーツに挑戦したサッカー界の強者たち

チェフ
サッカーから別のスポーツへ転身した選手たち [写真]=Getty Images
「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

 昨シーズン限りで現役を引退した元チェコ代表GKペトル・チェフが、華麗な転身を遂げたとして話題になっている。


 9日にイギリスのアイスホッケークラブであるギルフォード・フェニックスへの加入が発表されると、13日のスウィンドン・ワイルドキャッツ2との一戦でデビュー。いきなりマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出される活躍を見せ、チームの勝利に貢献した。

チェフ

[写真]=Getty Images

 華々しいスタートを切ったチェフのように、サッカー界には別のスポーツに挑戦した者が少なくない。そこで今回は、異競技に挑戦したサッカー選手(監督)を11名紹介する。

■イヴァン・ペリシッチ(クロアチア代表FW)

2018 FIFAワールドカップ ロシアで準優勝を果たしたペリシッチ。2017年6月には「10歳からプレーしていた」というビーチバレーの代表選手として、国際バレーボール連盟主催の大会に出場した。試合には負けてしまったが、「大会に出ることが夢だった。この機会を与えてくれた皆さんに感謝したいね」とコメントした。

■アンドリー・シェフチェンコ(元ウクライナ代表FW)

シェフチェンコ

[写真]=Getty Images

現在、ウクライナ代表監督を務めるシェフチェンコ氏は、夫人との結婚式をゴルフ場で挙げるほどの“ゴルフオタク”として知られ、現役引退後の2013年には母国で行われたプロのトーナメント戦に出場。結果は予選落ちだったが、一時は五輪出場を目指すほど“本気”だった。

■パオロ・マルディーニ(元イタリア代表DF)

ミランやイタリア代表で活躍したイタリアサッカー界のレジェンドは2017年、男子プロテニス協会主催のアスプリア・テニスカップにダブルスで出場。49歳にしてテニスデビューを果たした。しかし、ストレート負けで1回戦敗退に終わり、事実上の引退を表明した。

■エリック・カントナ(元フランス代表FW)

カントナ

[写真]=Getty Images

マンチェスター・Uで4度のプレミアリーグ優勝を経験したカントナ氏は、現役引退直後の1997年にビーチサッカーに転向。フランス代表のキャプテン兼監督を務め、FIFAビーチサッカーワールドカップ2005で同国史上初の優勝を成し遂げた。

■ガブリエル・バティストゥータ(元アルゼンチン代表FW)

アルゼンチン代表歴代2位の得点記録を持つバティストゥータ氏は、2005年の現役引退後まもなく、乗馬スポーツのポロの選手へ転身。母国のクラブの一員として大会に出場し、優勝を勝ち取るほどの腕前だったという。

■ファビアン・バルテズ(元フランス代表GK)

バルテズ

[写真]=Getty Images

1998 FIFAワールドカップ フランスで守護神として母国を優勝へと導いたバルテズ氏。2008年からモータースポーツの世界に身を投じ、2013年にはフランスGT選手権で優勝。ル・マン24時間レースにも参戦し、好成績を収めている。2016年には元F1ドライバーのオリビエ・パニス氏と共同でレーシングチーム「Panis-Barthez Compétition」を設立し、48歳になった現在もレーサーとして活動を続けている。

■ビセンテ・リザラズ(元フランス代表DF)

バルテズ氏と同じ1998年ワールドカップ優勝メンバーのリザラズ氏も、他競技で実績を残している。現役引退後からブラジリアン柔術に取り組み、2009年にはヨーロッパで開催された大会に出場。「青帯シニア1」というカテゴリーでチャンピオンに輝いた。なお、子どもの頃から家族でマリンスポーツに親しんでおり、サーフィンもかなりの腕前だという。

■ティム・ヴィーゼ(元ドイツ代表GK)

ティム・ヴィーゼ

[写真]=Getty Images

2010 FIFAワールドカップ 南アフリカのドイツ代表メンバーでもあったヴィーゼ氏は、アメリカのプロレス団体「WWE」からオファーを受け、現役引退を決断。プロレスラーの道へ進むと、2016年11月に「ザ・マシーン」とのニックネームでWWEデビューを果たした。見事に勝利を収めたが、その後はチャンスに恵まれず、2017年にはドイツ8部リーグで1日限りの現役復帰を果たした。

■イルハン・マンスズ(元トルコ代表FW)

イルハン

[写真]=Getty Images

2002年の日韓ワールドカップで「イルハン王子」としてブレイクし、2004年にはヴィッセル神戸でもプレーしたイルハン氏。現役引退後にテレビ番組の企画でペアスケーティングに挑戦すると、これがキッカケとなってフィギュアスケーターへの転身を決断した。だが、目標としていた2014年のソチオリンピック出場は叶わず、昨年夏にはベシクタシュのコーチとしてサッカー界復帰を果たした。

■イェジー・ドゥデク(元ポーランド代表GK)

リヴァプール在籍時の2004-05シーズンにチャンピオンピオンズリーグ優勝を経験したドゥデク氏は、現役引退後にモータースポーツに挑戦。母国ポーランドの24時間耐久レースに出場したほか、2014年には東欧で開催された大会を1シーズン戦い抜いた。

■アンドレ・ヴィラス・ボアス(現・マルセイユ監督)

ビラス・ボアス

[写真]=Getty Images

日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユのビラス・ボアス監督も、他競技に挑んだ経験を持つ。2017年11月に上海上港の監督を退任したあと、翌年1月に開かれたダカール・ラリーの四輪部門に参戦。トヨタ・ハイラックスに乗って上位進出を目指したが、起伏の激しい砂丘のコースで背中を負傷し、無念の途中棄権となった。

(記事/Footmedia)

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