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ゲスの極み? 同僚の妻と不倫した主将…相手に同情「僕は冷たい人物ではない」

2016.03.21

同僚の妻と不倫関係にあったケラー [写真]=FrontZoneSport via Getty Images

 デンマーク1部リーグのラナスFCでプレーするMFクリスティアン・ケラーが、チームメイトの妻との不倫を語った。イギリス紙『デイリーミラー』が報じた。

 ケラーは1980年生まれの35歳。かつてはトリノ、ラツィオでも短期間プレーしたことがあり、2006年から所属したスターベクではMF小林大悟(現ニューイングランド・レボリューション)と同僚だったことで知られる。2011年からは現在のラナスFCに所属しており、これまでの4シーズンを中心選手として戦い、キャプテンを務めていた。

 しかし、今月の初めにチームメイトであるデンマーク代表FWヨナス・ボリンの妻キラ・エグスガールと不倫したことが明らかにされ、大きな問題になった。

 このトラブルを受けてヨナス・ボリン夫妻は離婚の危機に陥っているが、二人の子供がいることもあってまだ夫婦関係は続いているという。

 その後、チームを率いるコリン・トッド監督はケラーをメンバーから外すとともに、以降起用しないという選択をしている。

 この件についてデンマーク紙『BT』のインタビューに応えたケラーは「心に従った」と話し、謝罪はしなかったようだ。

「コリン・トッド(監督)は私に言った。チームから外されているのは、スポーツ面での理由であると。彼は現時点ではそう考えている。チームのためには他の選手の方が良い働きができていると。そして、私はそれをリスペクトしている。もし、僕がプレーできない時間がこれから10試合続いたとしてもね」

「僕がやることは、ラナスFCにとってベストになるものであり、もしそれが『自分はプレーしないほうがいい』ということなら、それは尊重する。僕はここで長い間プレーしてきたし、クラブをリスペクトしている。そしてここで働いている人もね」

「(君とヨナス・ボリンとの関係は? 彼とは話した?) いいや、彼とは話していない。問題はクラブとの間にあるものだし、彼らが起こったことに対する決定を下さなければならないと思っている。しかし、僕は我々のうちの一人がこのクラブを去ることになるような出来事に発展するようには思っていない。チームを去るのが僕であるという兆候はなかった。とはいえ、それを決めるのは僕ではない。ラナスの人々がそうするんだ」

「(『間違ったことはしていない、ボリンを気の毒に思う』と言っていたよね?)何があったのか、自分がどう考えているのか――僕はそれをチームの他の人々に話した。僕はボリンやチームへの感情移入がないような、氷のように冷たい人物ではない。僕には心があるんだ。そして、僕はその感情に突き動かされたんだ。我々が今の状況にあるのは、そういった理由からだ」

(記事提供:Qoly)

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