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リーベルMFクラネビッテル…幼い頃に“キャディ”をやっていた理由とは

2015.12.26

リーベル・プレートの一員としてクラブW杯にも出場していたクラネビッテル(左) [写真]=LatinContent/Getty Images

 来年1月にリーベル・プレートからアトレティコ・マドリードへ移籍することが決まっているアルゼンチン人MFマティアス・クラネビッテル。天才と評価される22歳の新鋭が語った言葉をスペイン紙『アス』が伝えている。

「(あなたは6人兄弟の長男で、以前はゴルフをしていました。“キャディ”というあだ名もありましたね?)父は建設労働者なんだ。僕らが子供だった頃、いつもお金がなかったので、いくらか稼ぐために僕はキャディとして仕事をしていた。食べ物のために母に10ペソ(現レートで100円ほど)を渡して、残りは自分のために取っておいた。近くに4つのゴルフコースがあったんだ。朝学校へ行き、その後練習に行く時間になるまでキャディとして働いたんだよ。幼い頃から『人生で何かを得たいなら、そのために犠牲を払わなければならない』ということを学んだね」

「(まだゴルフをプレーしていますか?)ゴルファーのアンドレス・ロメロは家族ぐるみの友人だし、セサル・コスティージャは母の従弟だよ。僕の兄弟のひとりもゴルファーなんだ。僕も子供の頃にプレーを学び、家にいる時は兄弟とプレーするよ。もしサッカー選手になっていなければ、ゴルファーになっていただろうね」

 家族の生活費を稼ぐために、幼い頃キャディとして働いていたというクラネビッテル。いわゆるハングリー精神の持ち主のようだ。来年から参戦するリーガ・エスパニョーラでは、ディエゴ・シネオネ監督の下、一層の成長と活躍に期待したい。

(記事提供:Qoly

By Qoly

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