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ベルギー、ブラジルの夢破り32年ぶり準決勝進出!…南米全滅で欧州のみに

2018.07.07

カウンターから強烈ミドルで追加点を挙げたデ・ブライネ [写真]=Getty Images

 2018 FIFAワールドカップ ロシアの準々決勝が6日に行われ、ブラジル代表ベルギー代表が対戦した。

 ブラジルの先発メンバーはエースのネイマールやフィリペ・コウチーニョらに加え、脊椎の痛みで前試合を欠場したマルセロが復帰。累積警告で出場停止のカゼミーロに代わってフェルナンジーニョが先発出場し、持ち回り制のキャプテンはミランダが務める。

 対するベルギーは、エデン・アザール、ケヴィン・デ・ブライネ、ロメル・ルカクの3トップで、日本戦で途中出場からゴールを奪ったマルアン・フェライニとナセル・シャドリもスタメンに入った。

 試合は開始13分、シャドリの左CKからニアでヴァンサン・コンパニが頭ですらすと、ボールは後方のフェルナンジーニョの腕に当たってゴールネットを揺らし、ベルギーがオウンゴールで先制した。さらに31分には、日本戦と同じCKからのカウンターで追加点。ルカクがドリブルで持ち上がり、エリア手前右でパスを受けたデ・ブライネが強烈なミドルシュートをゴール左隅に突き刺し、リードを2点に広げた。

 後半に入ってブラジルが主導権を握り猛攻を仕掛ける。56分にはガブリエル・ジェズスがエリア内で倒れたが、ビデオ判定でもPKは与えられず。ティボー・クルトワの好セーブ連発などベルギーの堅守に苦しんでいたが、76分に反撃が実る。コウチーニョがピンポイントの浮球パスを送ると、途中出場のレナト・アウグストがヘディングシュートをゴール右隅に叩き込み、1点を返した。

 試合はベルギーが1点を守り切り、2-1で勝利。32年ぶりの準決勝進出を決めた。敗れたブラジルは最多6度目優勝の夢が散り、同時に南米勢も全滅。欧州勢のみが生き残っており、4大会連続で欧州チームの優勝が決まった。

 勝ち上がったベルギーは10日にフランス代表と対戦する。

【スコア】
ブラジル代表 1-2 ベルギー代表

【得点者】
0-1 13分 オウンゴール(フェルナンジーニョ)(ベルギー)
0-2 31分 ケヴィン・デ・ブライネ(ベルギー)
1-2 76分 レナト・アウグスト(ブラジル)

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