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デル・ボスケ監督が最も心痛めた批判「バルセロナ選手の操り人形」

2014.06.23

最も傷ついた、GL敗退に対する批判を明かしたスペイン代表デル・ボスケ監督 [写真]=Getty Images

 スペイン代表を率いるビセンテ・デル・ボスケ監督はオーストラリア戦の前日、6月22日に、スペインのテレビ局『クアトロ』のスポーツ番組に出演し、インタビューに応じた。

 前回大会王者のスペイン代表は、ブラジル・ワールドカップのグループリーグ、グループBの第1節オランダ戦、第2節チリ戦で2連敗し、最終節を前にグループリーグ敗退が決まっている。

 デル・ボスケ監督は、グループリーグ最終節のオーストラリア戦について、今までの流れを変えたいと意気込んでいる。

「できるかぎりいい形でワールドカップに別れを告げたい。オランダ戦後、ずっとこんなことが続くのかと思ったけど、自分たちの状況を理解し、チーム全体で、我慢しなければならなかった」

 また、スペイン代表がグループリーグ敗退となった理由を次のようにコメントしている。

「フットボールの見地から疑問があった。私は言い訳をしたくはない。フィジカル、もしくは戦略に敗因があったかもしれない」

 そして、敗退後の批評の中で最も傷ついたのは、古巣であるレアル・マドリードのサポーターからのものであると同指揮官は明かした。

「レアル関連のサイトや、レアルと関係のある者から、私がバルセロナの選手の操り人形だったという批判は、私の心を痛めた」

 最後に代表チームの将来、自身の将来について、デル・ボスケ監督は以下のように語っている。

「これから何が起こるのか、あなたたちが知りたいのは理解できるが、全てには過程がある。スペインフットボールがよくなるために、全てのことを考慮して決断をしなければならない」

「協会からの信頼があり、6年間はいい仕事ができた。何が代表チームにとって良いのか見極める必要がある。私は何の決断もしていない。協会からの信頼があることは確かだが、それは私たちが続けるということを言いたいのではない。ワールドカップ後の状況を見なければならない」

 スペイン代表は、24日にグループリーグ最終節のオーストラリア戦に臨む。

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