墜落事故前、シャペコエンセの一員としてプレーするルシェル [写真]=Getty Images
シャペコエンセ(ブラジル1部)に所属するDFアラン・ルシェルが、ピッチへ帰還した。22日付のイギリス紙『デイリーメール』などが報じている。
11月29日に発生したチャーター機墜落事故に巻き込まれたルシェル。チームメイトや関係者ら71人が死亡となる中、同選手は奇跡的に生き残った。同じく一命をとりとめたGKジャクソン・フォルマン、DFネトよりも回復が早いと伝えられていたルシェルだが、早くもピッチ上へ姿を現したようだ。
同紙によるとルシェルは、今シーズンをリーベル・プレートで過ごした元アルゼンチン代表MFアンドレス・ダレッサンドロ、元アルゼンチン代表FWアリエル・オルテガ氏、元ブラジル代表MFドゥンガ氏らが参加したチャリティーマッチに足を運んだ模様。まだプレーできるコンディションでないため、ボールを蹴る姿は見られなかったが、サポーターの声援に応えた。
グラウンドへ帰還したルシェルは、「神は僕に2回目のチャンスを与えてくれた。今私は目の前に横たわるチャレンジに対して強くなる必要がある。とにかく、ピッチに再び出ることができて、世界中で最高の気分さ」と喜びのコメントを残した。
By サッカーキング編集部
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