昨季までミランでプレーしていたアメリア [写真]=Getty Images
日本代表MF本田圭佑の所属するミランを昨シーズン限りで退団した元イタリア代表GKマルコ・アメリアが、プロモツィオーネ(6部リーグに相当)のロッカ・プリオーラで再スタートを切ることとなった。
アメリアは6月30日を持って、契約満了によりミランを退団。以降は所属クラブが決まっていなかったが、自らが会長とゼネラルマネージャーを務めるラツィオ州ローマ県のロッカ・プリオーラを本拠地とするアマチュアクラブでプレーすることとなった。
トップリーグから6部のクラブへ移籍するアメリアは「選手と役員を兼任する」と表明している。
32歳のアメリアは、ローマの下部組織出身。2001年から所属したリヴォルノで頭角を現した。パレルモ、ジェノアへの移籍を経て2010年からミランに所属し、4シーズンに渡ってプレーしたが、元イタリア代表GKクリスティアン・アッビアーティから定位置を奪うことはできなかった。イタリア代表では9試合に出場し、2006年のドイツ・ワールドカップでは第3GKを務め、世界制覇も経験している。