パラグアイ戦で負傷したパラシオス [写真]=Getty Images
アルゼンチンサッカー協会(AFA)は13日、MFエセキエル・パラシオス(レヴァークーゼン)の負傷について発表した。
パラシオスは12日に行われた2022 FIFAワールドカップ カタール南米予選第3節のパラグアイ戦に先発出場。しかし前半途中、味方からの浮き球パスを頭でつないだ際、遅れて来た相手FWアンヘル・ロメロに背後から突進されてしまう。空中でロメロのひざが腰に直撃したパラシオスは、そのまま地面に倒れ込み、29分にMFジオヴァニ・ロ・チェルソとの交代でピッチを後にした。なお、ロメロのプレーについてはVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入して危険かどうかがチェックされたものの、同選手にはイエローカードの提示にとどまった。
AFAの発表によると、パラシオスは腰椎左部に直接外傷を負ったことで、腰椎の横突起を骨折したという。同選手は今後の経過を観察するため、しばらく入院することになるようだ。そのため、明確な復帰時期への言及はされていない。
現在22歳のパラシオスは、リーベル・プレートの下部組織出身で、2015年に同クラブのトップチームデビューを果たした。今年1月にレヴァークーゼンへと完全移籍し、今季はここまで公式戦6試合に出場している。また、アルゼンチンのA代表では2018年9月にデビューし、ここまで5キャップを記録している。
By サッカーキング編集部
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