ニコ生に登場したドルトムントMF香川真司
ドルトムントに所属する日本代表MF香川真司が、3日にニコニコ生放送のサッカーキングチャンネルで放送された『香川真司が出演!ニコ生でFIFA会やろうぜ!!』にスカイプで出演した。
ドルトムントは、今シーズンの開幕から公式戦11連勝を達成しスタートダッシュに成功。その後、3試合連続ドローをはさんで、10月4日に行われたブンデスリーガ第8節でバイエルンに敗れたものの、すぐさま立て直し、10月31日に行われた第11節ブレーメン戦で再び公式戦の連勝を5に伸ばした。
香川は、今シーズン開幕から好調をキープ。10月28日に行われたDFBポカール2回戦のパーダーボルン戦(7-1で勝利)では、本人も「イメージどおりのゴールだった」と語る鮮やかなループシュートを決めた。これが今シーズンの公式戦6点目となり、17試合出場で昨シーズンの総得点に並んでいる。
チームの好調とともに活躍を見せる香川は、3日に行われた練習後、ランチタイムにクラブハウスでインタビューに応じ、充実したシーズンを送っていると語った。
「個人的にも、チームとしても、やってる感覚としては、すごく皆が楽しんでプレーできている。結果もついてきているので、これを続けて行きたいです」と好調ぶりを口にすると、「レベルが高いのでしっかり準備して集中しないと、置いてかれると思っている。みんなで集中してクオリティの高いトレーニングができているから、試合でも繋がっていけるのかなと思っています」と刺激を受けながら、いい雰囲気で練習を行えていると語った。
さらに、自身の好調の要因として、今シーズンはより食事に気をつけているという。チームでは食事制限があると明かした香川は「個人的にもシェフの方にメニューを組んでもらっているので、そういうところも充実している」と続けた。好きなうどんについて問われると、「昨日の昼も食べましたし、今日も帰って食べようと思ってます」とコメントし、好きなトッピングは「わかめとか…。シンプルですね」と明かした。
8日には、ブンデスリーガ第12節でDF内田篤人が所属するシャルケとの“ルール・ダービー”を控えるドルトムント。しかし、5日に行われるヨーロッパリーグ・グループステージのガバラ戦を先に行うため、選手たちはまだ「意外と冷静」だと明かしたものの、「練習から雰囲気がいいですし、監督やスタッフとの関係もすごくよく、充実しているので、ダービーでも良い結果が望めると思います」と試合を見据えた。
香川はここまで公式戦20試合で18試合に出場。代表でも9月と10月で4試合に出場しているため、疲労が心配されている。だが、本人は「調整もうまくいっていますし、監督もすごくオフをくれるので、オンとオフの切り替えができている」と、心配をよそに問題はないとし、今後の試合へ意欲をより一層高めた。
「僕らは1試合1試合すごく集中して戦えていますし、1試合ごとに自信も得ているので、まず年内はこのまま勝ち切って行きたいと思います。あとは代表もあるので、しっかり結果を残していけるように、毎日集中して1試合1試合乗り切っていきたい」
今後も好調を維持し活躍が期待される香川。今シーズンの目標ゴール数を問われると、「具体的な数字はあまり決めていないですけど、アシストも得点も2ケタは取りたい」とさらなる活躍を誓った。すると、得点に期待がかかる“ルール・ダービー”でゴールパフォーマンスを頼まれた同選手。手でハートを作ってほしいとの要求には、照れながら「気持ちに余裕があれば(やります)」と返答した。
By サッカーキング編集部
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