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ユーロの開催地マルセイユで乱闘騒ぎ…サポーター2名が重体に

2016.06.12

試合終了後、両チームのサポーターがスタジアム内で衝突した [写真]=Anadolu Agency/Getty Images

 12日に行われたユーロ2016・グループステージ第1節のイングランド代表のロシア代表の一戦で、試合前後に発生したファンの乱闘騒ぎにより2名が重体となっていることがわかった。11日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 開催地のマルセイユでは、試合前から地元住民やロシア人とイングランド人フーリガンの間で乱闘が勃発。警察が出動し催涙ガスや放水銃を使用して鎮圧する事態となった。逃げ回る人々や暴力を振るうサポーターの映像がネット上に多数掲載されており、話題となっている。

 同メディアによれば、この騒ぎが原因で2名のイングランド人サポーターが重体となっているという。マルセイユの広場や通りで発生した暴動に巻き込まれた模様だ。このほか、11人が軽傷を負っていると報じられている。

 また1-1の引き分けで試合が終了した後、スタジアム内でも両国のサポーターが衝突するシーンが見られた。あるイングランド人サポーターは心停止に陥り、蘇生を受けて病院へ搬送。この件に関して、UEFA(欧州サッカー連盟)はロシア代表に対して処分を検討しているという。

 試合前日の10日にも2度に渡りファンの衝突が発生しており、警官が止めに入る騒ぎが発生していた。華やかなセレモニーとともに開幕したユーロ2016だが、残念ながら2日目にして違った意味で注目を集めることになってしまった。
 

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