今季は出場機会の確保に苦しんでいるデレ・アリ [写真]=Getty Images
トッテナムに所属しているイングランド人MFデレ・アリが、冬の移籍市場でクラブを離れる可能性が高まっているようだ。イギリスメディア『テレグラフ』が12日に報じている。
デレ・アリは2015-16シーズンからトッテナムでプレーしている。加入初年度から主力として活躍し、2015-16シーズンはプレミアリーグ33試合出場10ゴール、2016-17シーズンは37試合出場18ゴール、2017-18シーズンは36試合出場9ゴールを記録した。2018 FIFAワールドカップ ロシアのイングランド代表ではベスト4入りに大きく貢献。昨シーズンはプレミアリーグで25試合に出場し8ゴールを挙げたものの、今季序盤にはジョゼ・モウリーニョ監督との衝突が報じられた。その後も同監督の信頼を勝ち得ることができていない。プレミアリーグではわずか2試合、公式戦通算でも8試合の出場にとどまっており、出場機会が激減している。
出場機会が得られない現状を踏まえ、同選手は今冬の移籍市場でクラブを去ることを考慮しているという。同選手にはこれまでにもパリ・サンジェルマンやモナコからの関心が報じられていた。トッテナムも移籍を容認する構えのようだ。市場価値に見合った金額での売却が理想ではあるものの、今冬はレンタル移籍も視野に入れているという。
トッテナムの中心選手としてクラブをけん引し、イングランドを代表する選手となったデレ・アリ。同選手は今冬でノースロンドンに別れを告げ、新天地を求めることとなるのだろうか。今後の動向に注目が集まっている。
By サッカーキング編集部
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