クラブワールドカップの5回戦が行われた [写真]=Getty Images
FIFAクラブワールドカップ2021の5位決定戦が9日に行われ、モンテレイ(メキシコ/北中米王者)とアル・ジャジーラ(UAE/開催国王者)が対戦した。
かつて日本代表を率いたハビエル・アギーレ監督が指揮することでも知られるモンテレイが開催国王者相手にオウンゴールで幸先よく先制に成功した。わずか4分でリードを手にしたモンテレイのペースで試合は進み、11分にモンテレイがさらにゴールを挙げる。右サイドをマクシミリアーノ・メサがえぐりクロスを上げると、ロヘリオ・フネス・モリが反応。ワントラップでGKをかわし冷静に流し込んだ。
続く25分には左サイドからのFKでニアに飛び込んだセサル・モンテスが頭で合わせネットを揺らし、立て続けにゴールを奪ったモンテレイがリードを3-0に広げた。
モンテレイリードで迎えた後半はアル・ジャジーラがボールを動かせるようになり、モンテレイは構えてカウンターを狙うという展開に。アル・ジャジーラは声援を受けて攻勢に出るがなかなかゴールを奪うことができない。
しかし最後に開催国王者が意地を見せる。左サイドでボールを回収しアブドゥライ・ディアビがスルーパスに反応し切り裂くとグラウンダーのクロスを供給。走りこんだブルーノが強烈なシュートを叩き込んだ。試合はこのまま終了。モンテレイが3-1でアル・ジャジーラを下し勝利した。
【得点者】
1-0 4分 オウンゴール/ザイード・スルタン(モンテレイ)
2-0 11分 ロヘリオ・フネス・モリ(モンテレイ)
3-0 25分 セサル・モンテス(モンテレイ)
3-1 90+1分 ブルーノ(アル・ジャジーラ)
By サッカーキング編集部
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