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16日から開催! CL決勝トーナメントで実現する“元同僚・同胞”対決

2021.02.16

CL決勝Tは“元同僚・同胞”対決にも注目 [写真]=Getty Images

 2020-21シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)は、16日から決勝トーナメントがスタートする。ヨーロッパの頂点を目指す戦いもいよいよ本格化。世界最高峰の選手たちによる熱戦に期待が高まる。

 ピッチ上では、エース対決はもちろんのこと、元チームメイトや同国出身選手たちによる対決も実現する。お互いの性格やプレーの癖を知りつくしているからこそ、彼らが勝敗に与える影響は他の選手たちよりも大きいかもしれない。そこで今回は、ラウンド16で実現する注目の“元同僚・同胞”対決を紹介する。

バルセロナ(スペイン) vs パリ・サンジェルマン(フランス)

メッシ・ネイマール

[写真]=Getty Images

バルセロナ対決
リオネル・メッシ、セルヒオ・ブスケツ、ジェラール・ピケ、サミュエル・ユムティティ、ジョルディ・アルバ、セルジ・ロベルト、アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ) vs ネイマール、ラフィーニャ(パリ・サンジェルマン

▼フランス代表対決
サミュエル・ユムティティ、クレマン・ラングレ、ウスマン・デンベレ、アントワーヌ・グリーズマン(バルセロナ) vs レイヴァン・クルザワ、プレスネル・キンペンベ、キリアン・エンバペ(パリ・サンジェルマン

 ラウンド16屈指のビッグマッチでは、メッシとネイマールの元同僚対決が実現するはずだった。ネイマールにとっては、2017年のバルセロナ退団後初めての古巣対戦。前回、両チームが対戦した2016-17シーズンのCLラウンド16では、ネイマールが2ゴールを決める活躍を見せて、バルセロナが大逆転勝利しただけに、敵同士と相まみえる今回の一戦は特に大きな注目を集めていた。

 しかし、左足の負傷で『カンプ・ノウ』で行われるファーストレグは欠場が確定。セカンドレグの出場も微妙な状況となっている。本人はもちろんのこと、両雄の競演を楽しみにしていたファンにとっても残念なニュースだろう。

 とはいえ、今季からパリ・サンジェルマンでプレーするラフィーニャも、下部組織時代から育った古巣との対戦になる。彼もまた、4年前の大逆転劇をピッチ上で味わった選手であり、特別な思いでこの試合に臨むだろう。

 さらに、この試合では7名のフランス代表選手が集結。“レ・ブルー”で主軸を担うグリーズマンとエンバペの競演からは特に目が離せない。一方、双方の豪華な攻撃陣を迎え撃つ守備陣の働きも大きなカギを握っており、バルセロナではユムティティとラングレ、パリ・サンジェルマンではキンペンベ、クルザワのフランス代表戦士たちの働きに注目が集まる。

ポルトポルトガル) vs ユヴェントス(イタリア)

ペペ、C・ロナウド

[写真]=Getty Images

▼元レアル・マドリード対決
ペペ(ポルト) vs クリスティアーノ・ロナウド、アルバロ・モラタ、ダニーロ(ユヴェントス

 昨季のポルトガル王者とイタリア王者が相まみえるこのカードでは、元レアル・マドリード対決に注目だ。ユヴェントスのC・ロナウド、モラタ、ダニーロの3人とポルトのペペは、レアル・マドリードが2017年にCL連覇を達成したときのメンバー。肋骨を骨折していたペペは欠場を余儀なくされたものの、決勝でユヴェントス相手にクラブ通算12度目の優勝を成し遂げた。

 また、C・ロナウドとペペはポルトガル代表として、EURO2016優勝。母国を初の欧州制覇に導いた。2人は、2019年に行われた第1回UEFAネイションズリーグでも優勝。決勝の会場となったのは、今回のファーストレグが開催される『エスタディオ・ド・ドラゴン』だった。母国凱旋試合となるC・ロナウドを、ペペはどう抑え込むのか。親友同士のマッチアップに要注目である。

ラツィオ(イタリア) vs バイエルン(ドイツ)

レイナ、ノイアー

[写真]=Getty Images

バイエルン対決
ペペ・レイナ(ラツィオ) vs マヌエル・ノイアー、ダヴィド・アラバ、ジェローム・ボアテング、ハビ・マルティネス、トーマス・ミュラー、ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン

 1999-2000シーズン以来のCLベスト8を目指すラツィオは、いきなり前回大会王者のバイエルンを引き当てた。守護神のレイナにとっては、2015年まで在籍した古巣との対戦になる。

 レヴァンドフスキとミュラーは元同僚。ノイアーとはポジションを争った間柄で、アラバも控えている。バイエルンの凄さを誰よりも理解している選手であり、だからこそラツィオにとっては頼りになる存在だ。

 レイナは38歳になった今も、GK大国のイタリアでレギュラーとして活躍している。7日のカリアリ戦では、欧州5大リーグ通算600試合出場という偉大な記録を達成した。下馬評ではバイエルンが圧倒的優位だが、酸いも甘いも嚙み分けたベテランが好セーブを連発すれば、勝負はどうなるか分からない。

アタランタ(イタリア) vs レアル・マドリード(スペイン)

パシャリッチ、モドリッチ

[写真]=Getty Images

▼クロアチア代表対決
マリオ・パシャリッチ(アタランタ) vs ルカ・モドリッチ(レアル・マドリード

▼ドイツ代表対決
ロビン・ゴセンス(アタランタ) vs トニ・クロース(レアル・マドリード

 昨シーズン、初出場でベスト8進出を果たしたアタランタは、大会最多13度の優勝を誇るレアル・マドリードとの対戦が決まった。ここでの注目は、代表チームメイト同士の激突になるだろう。パシャリッチとモドリッチはクロアチア代表の、ゴセンスとクロースはドイツ代表の同僚になる。

 数々の栄光を掴んできたモドリッチとクロースに対して、パシャリッチとゴセンスは“挑戦者”として臨む大一番だ。35歳になったモドリッチにしても、31歳のクロースにしても、パフォーマンスに衰えは見られず、最近は凄みすら感じさせるが、後輩たちにとって乗り越えられない壁ではないだろう。欧州最高峰の舞台で再び旋風を巻き起こすには、彼らの奮起が欠かせない。

(記事/Footmedia)

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