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背番号1から11までの選手を集めてベスト11を作ったらどうなる?

2020.04.27

サッカー界で人気企画の一つ、ベストイレブン。今回は”背番号”をもとにしたベストイレブンを発表 [写真]=Getty Images

 現在、サッカーメディアの間でブームとなっている「ベストイレブン企画」。欧州ビッグクラブの歴代ベストイレブンや有名選手が選んだベストイレブンが紹介され、“サッカーロス”に苦しむファンを楽しませている。

 そんな中、イギリスメディア『90min』は背番号をもとにしたベストイレブンを発表した。欧州主要リーグでプレーする選手のうち、1番から11番のベストプレーヤーを1名ずつ選出。システムは攻撃的な「4-2-4」を採用している。

 およそ予想どおりの人選だが、意外なプレーヤーも名を連ねた。独特すぎる選考理由もあわせて紹介しよう。

[写真]=Getty Images
 

▼GK/背番号:1
マルク・アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ)

 背番号1のベストプレーヤーに選ばれたのは、テア・シュテーゲンだ。チャンピオンズリーグ(CL)でリヴァプール撃破に貢献したヤン・オブラク(アトレティコ・マドリード)は、“13番”を着用しているため対象外。リヴァプールのファンはアリソンを挙げるかもしれないが、『90min』は「テア・シュテーゲンほど良くはない」と断言している。
 

▼DF/背番号:2
ダニエル・カルバハル(レアル・マドリード)

 右サイドバックを務めるのはカルバハル。カイル・ウォーカー(マンチェスター・C)も背番号2をつけているが、CLを4度制覇するなど、実績面ではカルバハルが頭一つ抜けている。「ロックダウンのルールを守っている」点も、ウォーカー以上の評価を勝ち取った理由だ。
 

▼DF/背番号:3
アレハンドロ・グリマルド(ベンフィカ)

 背番号3の左サイドバックと言えば、ベン・チルウェル(レスター)を思い浮かべるイギリス人が多そうだが、『90min』が選んだのはベンフィカに所属するグリマルド。バルセロナの下部組織出身とはいえ、(少なくとも現時点では)トップ中のトップというわけではない。だが『90min』は、「ここ数年にわたって、ヨーロッパで最高のサイドバックの一人であることを証明している」と絶賛している。
 

▼DF/背番号:4
フィルジル・ファン・ダイク(リヴァプール)

 今回の選考で、「議論の余地がないであろう2人のうちの1人」として選ばれたのが“4番”のファン・ダイク。「地球上で最高のDFであり、ベストプレーヤーの一人だろう」と大絶賛されている。
 

▼DF/背番号:5
ラファエル・ヴァラン(レアル・マドリード)

 ファン・ダイクとセンターバックでコンビを組むのはヴァランだ。移籍情報サイト『transfermarkt』によると、サッカー界で最も市場価値の高い“4番”と“5番”が彼らだという。なお5番をつけるのは、センターバックだけはない。ジョルジニオ・ワイナルドゥム(リヴァプール)、ミラレム・ピアニッチ(ユヴェントス)、アクラフ・ハキミ(ドルトムント)も立派な“ベスイレ”候補だろう。
 

▼MF/背番号:6
ポール・ポグバ(マンチェスター・U)

 今季はケガの影響もあって、プレミアリーグでの出場数は「7」。ファンや解説者からの批判は日常茶飯事だが、“6番”の代表としてベストイレブンに名を連ねた。僅差でメンバー入りを逃した選手としては、チアゴ・アルカンタラ(バイエルン)の名前が挙げられている。
 

▼FW/背番号:7
キリアン・エンバペ(パリ・サンジェルマン)

 “7番”の人選も悩ましい限りだが、クリスティアーノ・ロナウド(ユヴェントス)ではなくエンバペが選出された。『90min』によれば、「2020年4月の段階で、どうしてC・ロナウドがエンバペを差し置いてチームに入るだろうか」とのこと。C・ロナウドの経験値を加味しても、今のエンバペの実力には及ばないとしている。
 

▼MF/背番号:8
サウール・ニゲス(アトレティコ・マドリード)

 『90min』が「背番号8を着用する2人のベストプレーヤー」として挙げたのが、トニ・クロース(レアル・マドリード)とサウール。好調時であれば「クロースの方が上」としながらも、CLのリヴァプール戦でゴールを決め、王者撃破の立役者となったサウールを「現在の欧州サッカー界で最高のMFの一人」と評している。
 

▼FW/背番号:9
ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)

 ファン・ダイクと同じように「議論の余地なし」と評されたのが、レヴァンドフスキだ。「地球上でベストの9番」と絶賛され、もし新型コロナウイルスの影響で今年いっぱい試合が行われなかった場合には、「彼が唯一のバロンドール候補」とまで言われている。
 

▼FW/背番号:10
リオネル・メッシ(バルセロナ)

“10番”は、やはりこの男。右ウイングでのプレーが想定されている。あえてメッシを使わずに、ネイマール(パリ・サンジェルマン)、ハリー・ケイン(トッテナム)、サディオ・マネ(リヴァプール)、ルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)といった選手を選んで、ベストイレブンを組み直してみるのも面白いかもしれない。
 

▼FW/背番号:11
マルコ・ロイス(ドルトムント)

 左ウイングに入ったのがロイスだ。背番号11の選手としてはモハメド・サラー(リヴァプール)の名前も挙がるが、「メッシとポジションが重なる」として今回は選外に。だからといって、ロイスが消去法で選ばれたわけではなく、『90min』は「地球上で最も危険なアタッカーの一人」と高い評価を与えている。

(記事/Footmedia)

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