日本代表メンバーの発表会見に登壇した森保一監督
日本サッカー協会(JFA)は2日、今月10日と14日に行われる『キリンチャレンジカップ2025』に臨む日本代表メンバー27名を発表。日本代表を率いる森保一監督がメンバー発表会見に登壇し、10月の代表活動に向けた考えなどを口にした。
『FIFAワールドカップ(W杯)26』に向けて強化を図る日本は、9月に行われたアメリカ遠征を経て、10月は日本国内で南米勢と対戦。10月10日(金)にパナソニックスタジアム吹田でパラグアイ代表と、同14日(火)には東京スタジアムでブラジル代表と対戦する。
これまでは代表活動中に行われる2連戦の初戦をコアメンバーで、2試合目を代表での経験値が比較的浅い選手たちで構成することが多かったが、今回は2戦目にブラジル代表戦が行われるため、そのメンバー構成に注目が集まっている。森保監督は「メンバーの起用は迷っているところではあります」と述べつつ、「いずれにしてもベストなメンバーで戦っていきたいと思いますし、チームの戦術のベースが上がるように選手の起用を考えていきたい」との見解を示した。
また、W杯本大会に向けた新たな戦術の採用や新戦力の起用といった部分に関しては、「やれるに越したことはない」としつつ、9月のアメリカ遠征における成果と課題についても言及。「常連組であっても、実はW杯の出場を決めた3月から招集していなくて、かなりの期間が空いている」ことを指摘し、「連係という部分では、なんとなく戦術を把握できていて、実践してくれようとしているところはありますけど、もっとベースの部分で意思・戦術の共有をしながら進んでいかなければいけないんじゃないか」と感じたことを明かし、「どれだけベースを強固にできるか」という部分にフォーカスしていく考えを明かした。
10日10日のパラグアイ代表戦は19:20キックオフ(予定)で、日本テレビ系にて全国生中継。同14日のブラジル代表戦は19:30キックオフ(予定)で、テレビ朝日系列にて全国生中継&ABEMAにて生配信される。
By サッカーキング編集部
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