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欧州組がゴールラッシュ!…香川、武藤、大迫らが代表合流前に弾み

2017.10.02

武藤(左)、香川(中央)、吉田(右)らがゴールを決めた [写真]=Getty Images

 週末の欧州で日本人選手がゴールラッシュを見せた。キリンチャレンジカップの日本代表に招集されたMF香川真司、FW大迫勇也、FW武藤嘉紀、DF吉田麻也、FW久保裕也がそれぞれ得点。また、MF堂安律はエールディヴィジ初得点、MF森岡亮太も1ゴール1アシストの活躍を披露した。

 ブンデスリーガ第7節では日本人3名がゴールを記録。ドルトムントの香川はアウクスブルク戦で決勝点を決めた。24分にFWアンドリュー・ヤルモレンコからパスを受けると、ダイレクトで芸術的なループシュートを沈め、今シーズン2点目となった。

 マインツの武藤はヴォルフスブルク戦でチームを救った。1点ビハインドの75分、右サイドのMFレヴィン・エズトゥナリからのクロスを頭で合わせて貴重な同点ゴールをマーク。リーグ戦3点目、公式戦では5点目となった。

 ケルンの大迫はライプツィヒ戦で待望の今シーズン初得点を決めた。2点ビハインドの82分、左サイドのDFティム・ハントヴェルカーからのクロスを頭でゴール右隅に叩き込み、一矢報いる一発を沈めた。

 さらにヘルタ・ベルリンのMF原口元気は今シーズン初先発果たし、ゴールこそなかったものの、初アシストを記録。51分にエリア手前中央からドリブルでバイエルンの守備陣を切り裂き、MFオンドレイ・ドゥダの得点をお膳立てし、反撃の狼煙を上げた。

 プレミアリーグではサウサンプトンの吉田も今シーズン初得点を挙げ、5シーズン連続ゴールを達成した。第7節ストーク戦の75分に、FWシェーン・ロングがつないだボールを豪快なジャンピングボレーで叩き込み、同点ゴールを挙げた。

 ヘントの久保はジュピラー・プロ・リーグ第9節クラブ・ブルージュ戦で、2試合ぶり2得点目を決めた。23分、ロングボールに反応し、DFの裏を取ってエリア内中央に抜け出すと、GKの頭上を越すヘディングシュートでゴールネットを揺らした。

 日本代表に招集されている香川、武藤、大迫、原口、吉田、久保の6選手は直前にゴールやアシストの活躍。6日のニュージーランド戦、10日のハイチ戦に向けていい流れで合流する形となった。

 その他、同じくジュピラー・プロ・リーグ第9節では、ワースラント・ヴェフェレンの森岡が好調なパフォーマンスを披露。ロイヤル・アントワープ戦で、64分にエリア手前から右足インサイドシュートを沈めると、81分にはCKのキッカーを務めて追加点を演出し、1ゴール1アシストを記録した。

 オランダではフローニンゲンの堂安がエールディヴィジで初得点をマーク。ズヴォレ戦の15分、エリア内左でクロスを受けると、冷静に右足を振り抜き、DFとGKのダブル股抜き弾を決めた。KVVBカップ(オランダカップ)戦以来、今シーズン公式戦で2得点目となった。

 今後も活躍を続けるとロシアへの道が見えてくる。日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、今回のメンバー発表時、「ロシアへの切符が確約されたものは現時点で一人もいない」と断言。ロシア・ワールドカップ出場には、チームで結果を出すことが求められる。今後も彼らの活躍に注目だ。

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