グループ首位で決勝トーナメント進出を決めたU-23日本代表 [写真]=Getty Images
AFC U-23選手権カタール2016グループステージ第2節の4試合が16日に行われた。
リオデジャネイロ・オリンピックのアジア最終予選も兼ねている同大会は、16チームが4つのグループに振り分けられ、1回戦総当りの試合を行う。各グループの上位2チームが決勝トーナメントに進出し、上位3チームにリオ大会の出場権が与えられる。
グループBではU-23タイ代表とU-23日本代表が対戦した。日本は27分に鈴木武蔵の得点で先制すると、49分に矢島慎也が追加点。さらに75分と84分には途中出場の久保裕也がゴールを決め、4-0で大勝を収めた。日本はグループステージ2連勝で決勝トーナメント進出を決めた。
また同組のもう1試合では、U-23朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)代表とU-23サウジアラビア代表が対戦した。試合は27分にキム・ヨンイルが得点を決めて北朝鮮が先制したが、40分にモハメド・カンノが得点し、サウジアラビアが同点に追いついて前半終了を迎える。後半立ち上がりの52分、北朝鮮がユン・イルグァンのゴールで勝ち越しに成功したが、62分にサウジアラビアのファハド・アル・ムワラドが再び同点とするゴールを決める。続く69分にはアブドゥルラフマン・アル・ガムディがゴールを決め、サウジアラビアが遂に逆転した。しかし、試合終了間際の85分、北朝鮮のチャン・グッチョルが同点弾を決め、試合は接戦の末に3-3のドローで終わった。この結果、日本のグループステージ1位通過が決定した。
グループCではイエメン代表と韓国代表が対戦。第1戦勝っている韓国は、この日も攻撃陣が爆発する。14分にクォン・チャンウンが先制ゴールを決めると、31分と41分にもクォンが追加点を挙げてハットトリックを達成する。後半に入っても韓国の勢いは止まらず、73分にリュウ・スンウ、77分にパク・ヨンウがゴール。韓国が5-0でイエメンを下し、決勝トーナメント進出を決めた。
同日行われたグループCのもう1試合ではU-23ウズベキスタン代表とU-23イラク代表が対戦した。先制したのはウズベキスタン。開始早々の1分にドストンベク・ハムダモフが先制点を奪った。しかし、イラクは38分にアムヤド・アトワン・カディム、43分にマフディ・カミルが得点し、前半の内に逆転する。イラクは79分にウズベキスタンのティムル・ハキモフに得点を許し、一度は追いつかれたものの、82分にフマム・タレクが再び勝ち越しとなるゴールを決めた。このままイラクが3-2でウズベキスタンを下し、グループステージを突破した。
■グループB第2節結果(16日開催)
U-23タイ代表 0-4 U-23日本代表
U-23朝鮮民主主義人民共和国代表 3-3 U-23サウジアラビア代表
■グループC第2節結果(16日開催)
U-23イエメン代表 0-5 U-23韓国代表
U-23ウズベキスタン代表 2-3 U-23イラク代表
By サッカーキング編集部
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