代表初先発となった武藤嘉紀 [写真]=嶋田健一
キリンチャレンジカップ2014が10日に行われ、日本代表とジャマイカ代表が対戦。相手のオウンゴールが決勝点となり、1-0で日本が勝利を収めた。
代表初先発となったFC東京に所属のFW武藤嘉紀は「自分で打つところとパスの選択肢はだいぶよくなってきたのかなって思います」と自身のプレーを振り返り「ドリブルで持ち上がってきてシュートを打てるタイミングだけど、岡崎さんにスルーパスを出したり、そこで本田選手に中にパスだったりも出来るようになってきた」と視野が広がってきたことを明かしている。
また、インサイドハーフでプレーしたドルトムント所属のMF香川真司との連携は「2日にしては良いできだったと思います」と語った。そして、「自分が中、中に行き過ぎてしまって香川選手のスペースをなくすのは良くないことなんで、ちょっと広がったり、裏に抜ける動きだったりして、香川選手に収まっていた」と関係性を明かし「そこから3トップにうまくボールが入っていたので、今日は本当にいい形が作れていた」と振り返っている。
さらに、武藤は「多くのパターンがあることは見せられたと思う」とチャンスを多く作ることができたとコメント。しかし「ラストのところで結果が伴わなかったのかなって思います」と決定力が欠けていたことを認め、「決めきらないと次に繋がるアピールにはならないと思う」と反省。「もう一回、次にチャンスが来たら決めきりたいなって思います」と次への意気込みを語った。
日本代表は14日、シンガポールでブラジル代表と対戦する。