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長谷川唯が感じた手応えと課題…「最低ラインでこれぐらいの試合は」

2019.04.10

ドイツ戦で先制点を決めた長谷川唯 [写真]=Getty Images

 なでしこジャパンは、1-3と完敗を喫したフランス戦から中4日でドイツ戦を迎えた。試合は2-2の同点に終わり、手応えと同時に課題が残る結果となった。

 先制点を決めた長谷川唯は、フランス戦に比べて「全体としても、個人としても相手のプレッシャーも感じなくなってきているので、最低ラインでこれぐらいの試合は出来ないといけない」と試合を振り返った。

 ドイツ代表の立ち上がりからの猛攻を耐えきったなでしこは、10分ごろからポゼッションを上げて、高い位置からプレッシャーをかけられるようになった。すると、36分に長谷川唯(日テレ・ベレーザ)が相手GKからパスミスのボールを受けると、落ち着いてループシュートを決めた。シュートシーンについて、長谷川は「集中してました」と笑って話した。

 しかし、後半は相手に押し込まれる展開となり、課題も残った。

「今日はまだボールが動かせたんですけど、(フランスのように)それがもっと個が強い、速い相手にうまい相手にできるように」(長谷川)

 具体的な修正点として、長谷川は“ポジショニング”を挙げた。

「何度も言っているように、ポジショニングのところはもっと集中しないといけない。逃げてしまうようなポジショニングや、味方が困るようなポジショニングをしている場面もたくさんあると思う。そういう修正をチーム全員がやっていかないといけない」

 なでしこジャパンは具体的な課題を発見し、トライ&エラーを繰り返している。ヨーロッパ2連戦で浮き彫りになった修正点と手応えを所属チームに持ち帰り、「FIFA女子ワールドカップフランス2019」までの2カ月を過ごす。

By サッカーキング編集部

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