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ミス目立ちリオ五輪絶望的となる敗戦…佐々木監督「歯車が合わなかった」

2016.03.04

中国戦に臨んだなでしこの佐々木則夫監督 [写真]=Getty Images

 なでしこジャパン(日本女子代表)は4日、リオデジャネイロ・オリンピック 女子サッカー アジア最終予選第3節で中国女子代表と対戦し、1-2で敗れた。試合後、チームを率いる佐々木則夫監督がインタビューに応じた。

 リオ五輪出場へ勝ち点「3」が欲しいなでしこは、開始14分にパスミスから先制点を献上。幸先の悪いスタートを切ると、58分には強烈なミドルシュートを決められ2点ビハインドとなる。しかしなでしこは65分に、横山久美がペナルティエリア内左から中央に切り込み、冷静に右足シュートを沈めて反撃を開始。その後、攻勢に出てゴールを狙うものの、追いつくことはできず、1-2でリオ五輪出場が絶望的となる敗戦を喫した。

 3試合を終えて勝ち点はわずか「1」。佐々木監督は、「みなさんに申し訳なく思う。後手後手になってしまって、歯車が合わなかった」とミスが目立った試合を振り返り、敗戦を悔やんだ。

 リオ五輪出場は絶望的となったものの、まだ道はわずかに残っている。「可能性がある限り、あと2戦、みんなと一緒に戦っていきたい」と残りの試合へ切り替える佐々木監督は、「気持ちの整理が1番」と修正点を挙げると、「しっかり気を引き締めてやっていきたい。一体となって試合に取り組む。それに尽きると思う」と次戦を見据えた。

 なでしこは次節、7日にベトナム女子代表と対戦する。

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