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アジア杯に臨むなでしこ、海外組6選手を招集できず

2014.05.02

経緯を説明するJFA女子委員会副委員長の上田栄治氏

 日本サッカー協会は2日、8日に行われる「なでしこジャパンWORLD MATCH」のニュージーランド女子代表戦と14日にベトナムで開幕する女子アジアカップに臨むなでしこジャパンのメンバー23選手を発表した。

 メンバーは、国内組が19選手で海外組が4選手という構成となった。今回は、アジアカップがFIFA(国際サッカー連盟)の定めるインターナショナルマッチデーに該当しなかったため、各クラブは招集に応じる義務はなし。海外所属の6選手の招集が見送られる形となった。

 JFA(日本サッカー協会)は、インターナショナルマッチデーが決定した2012年11月から、FIFAやAFC(アジアサッカー連盟)に対してインターナショナルマッチデーに入っていないことを指摘。当時はベトナムとオーストラリアが開催地の立候補をしていた時期ということもあったが、今年2月にFIFAからインターナショナルマッチデーに加えることは困難という通達があったため、JFAは海外クラブとの直接交渉を開始していた。

 結局、所属クラブが優勝争いや残留争いを迎えていることから選手の招集に対して難色を示したため、海外組は宇津木瑠美と川澄奈穂美、木龍七瀬、大儀見優季の4選手となった。なお、大儀見はアジアカップのグループリーグのみの参加。木龍七瀬もアジアカップからの招集となる。

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