C大阪と神戸が対戦した [写真]=J.LEAGUE via Getty Images
2025明治安田J1リーグ第27節が23日に行われ、セレッソ大阪とヴィッセル神戸が対戦した。
ミッドウィークでサンフレッチェ広島との上位直接対決を制した神戸は、勝てば他会場の結果次第で首位に浮上できる一戦。序盤から一進一退の攻防が繰り広げられると、先手を取ったのはホームのC大阪だった。35分、右サイドからルーカス・フェルナンデスが送ったクロスが、ペナルティエリア左の本間至恩につながる。本間は冷静に中央の香川真司へと託し、香川は左足を振り抜いて開幕節以来となるリーグ戦でのゴールを記録した。
ビハインドで折り返した神戸は、ハーフタイムで2枚の交代カードを切って、大迫勇也とエリキを投入する。すると48分、その2人が即結果を出した。GK前川黛也が前線にロングボールを放り込み、大迫がルーズボールを回収。相手を引きつけてからその背後にスルーパスを通し、抜け出したエリキが相手GKとの一対一を制して流し込んだ。
同点とされる直前に田中駿汰の決定機逸があったC大阪は、66分にも中島元彦にチャンスが訪れたが、枠を捉えたヘディングシュートは相手GK前川に阻まれる。結局お互いに最後まで試合を決定づける1点は奪えず、勝ち点「1」ずつを分け合う痛み分けに終わった。神戸は今節での首位奪還とはならなかった。
次節、C大阪は31日にホームで広島と、神戸は30日にホームで横浜FMと対戦する。
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By サッカーキング編集部
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