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G大阪が開幕5戦目で今季初勝利…公式戦デビューの18歳DF初瀬が決勝弾演出

2016.03.06

長沢のゴールを喜ぶG大阪メンバー [写真]=兼子愼一郎

 2016明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ第2節が6日に行われ、ヴァンフォーレ甲府ガンバ大阪が対戦した。

 甲府は前節、ヴィッセル神戸に2-0で勝利し、クラブ史上初のJ1開幕戦を制した。今節は白星発進の勢いに乗り、ホーム開幕戦で2連勝を狙う。スタメンには、前節2ゴールのクリスティアーノ、ニウソン、稲垣祥らに加え、J1最年長の土屋征夫が名を連ねた。


 一方、今季開幕から公式戦4試合で勝利がないG大阪。前節のJ1開幕戦はホームで鹿島アントラーズに0-1で敗れていた。今節敗戦すると、降格を喫した2012シーズン以来、4年ぶりの開幕2連敗となる。今季初勝利を目指すG大阪は、パトリックと藤春廣輝がメンバー外で、宇佐美貴史、遠藤保仁、長沢駿らが先発出場。18歳の初瀬亮が左サイドバックでスタメン入りし、公式戦デビューとなった。

 試合が動いたのは36分だった。左サイドで遠藤のパスを受けた初瀬が、左足でピンポイントのクロスを供給。ゴール前に飛び出した長沢が頭で合わせて、ゴールネットを揺らした。G大阪が先制に成功した。さらに42分には、宇佐美が相手DFのクリアをブロックし、ペナルティエリア内左に抜け出して右足シュート。だがこれは相手GK河田晃兵の好セーブに阻まれた。前半はG大阪の1点リードで折り返す。

 後半に入って、甲府が攻勢に出る一方で、G大阪はしっかりブロックを作り堅守で対応。両チームとも決定的なチャンスはなく膠着状態が続く。甲府は76分、ニウソンを下げて、プロデビューとなる18歳の森晃太を投入。G大阪も79分、長沢を下げて、同じくプロ初出場となった大学ルーキーの呉屋大翔をピッチに送り出した。

 G大阪は80分、エリア手前右のFKで、宇佐美が直接狙うが、枠を捉えられなかった。88分にも途中出場の井手口陽介がエリア内右に抜け出して、滑り込みながら右足シュートを放つが、GK河田に阻まれた。直後の左CKでは、呉屋がヘディングシュートを放つが、枠の右に外れた。試合はこのままタイムアップ。G大阪が1-0で勝利を収め、公式戦5試合目で今季初白星を挙げた。

 甲府は次節、12日にアウェーでサガン鳥栖と対戦。G大阪は11日に大宮アルディージャをホームに迎える。

【スコア】
ヴァンフォーレ甲府 0-1 ガンバ大阪

【得点者】
0-1 36分 長沢駿(G大阪)

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