富山との契約を解除した岸野監督(写真は横浜FC在籍時) [写真]=Getty Images
カターレ富山は27日、岸野靖之監督とヘッドコーチを務めるチョン・ヨンデ氏、両名との契約を解除したことを発表した。また、後任には、澤入茂雄GM(ゼネラル・マネージャー)が、暫定的にチームを指揮する事も併せて発表している。
岸野監督は「根本的にチームを変えようとしていましたが非常に残念です。ファンやサポーターの皆様、ありがとうございました」とクラブHPを通じて、コメントを残した。
そして、チョン・ヨンデ氏も「短い期間でしたが、ありがとうございました。力不足により招いた結果に対し、申し訳なく思っています。これからもカターレ富山を応援しています」とコメントしている。
また、同氏は自身のブログ(http://labola.jp/yon/page/1)でも、「ご報告」というタイトルで、「岸野監督がカターレ富山に自分を呼んでくれなかったら、富山に来ることは無かったですし、人として指導者としてかけがえのない経験は出来なかったと思います」と、同監督に感謝の言葉を伝えている。
横浜FCなどでも監督を務めた経験を持つ同監督は、今季から富山の監督に就任した。しかし、チームは今年から参戦しているJ3リーグで、現在、13チーム中7位と中位に低迷。また、富山県選手権大会の決勝で、北信越リーグ1部の富山新庄クラブに敗れ、第95回天皇杯への出場権を逃すなど、思うように結果を残せていなかった。