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【J1第8節直前情報 徳島vs清水】ナビスコ杯で善戦した徳島、今季初白星への期待が高まる

2014.04.18

ナビスコ杯浦和戦で善戦した徳島 [写真]=野口岳彦

徳島ヴォルティス ナビスコ杯浦和戦での善戦は好材料

 前節の神戸戦は0-3で敗戦し、リーグ戦7連敗と苦しい状況が続く。しかし、神戸戦では今季初となる「12本」という2桁台のシュートを放ち、「津田知宏が裏へ抜け出す、高崎寛之が競り勝つ」といった攻撃陣の持ち味も発揮された。決定力を欠き、ミスから失点を喫したという点では修正が必要だが、試合内容にスコアほどの差はなかった。更に、クレイトン・ドミンゲスが今季初めて右SHとして出場し、慣れないポジションながらも攻守ともに良いパフォーマンスを見せた。右SHとして出場していた大崎淳矢は昨季と同じ左SHにまわることで、より攻撃的な動きを発揮することができた。敗戦ながら、収穫もある試合となったことは間違いない。


 そして、水曜日に行われたナビスコ杯第3節浦和戦でも3-4と善戦。今季初となる先制点、複数得点を挙げ、終了間際までリードを保ち勝利まであと一歩という試合運びができた。リーグ戦と大きくメンバーを入れ替えて若手中心のメンバーで挑んだため、安易に比較はできないが、苦戦が続くチームにとっては明るい話題となった。

 今節は前述したとおり、カップ戦を挟むタイトなスケジュール。しかし、リーグ戦の予想メンバーの多くは出場、帯同しておらず、コンディションは良好だ。もちろん、タイトなスケジュールゆえに清水戦対策の時間が少ないという不安は残るが、この勢いを持って戦うことができれば初勝ち点も見えてきそうだ。(totoONE編集部)

■徳島予想スタメン
4-4-2
GK
1 松井謙弥
DF
2 福元洋平
26 橋内優也
8 青山隼
24 那須川将大
MF
10 クレイトン・ドミンゲス
7 小島秀仁
14 濱田武
20 大崎淳矢
FW
11 津田知宏
13 高崎寛之

清水エスパルス 好調を維持するだけに、徳島戦は試合運びが重要に

 清水は現在公式戦3連勝中と好調だ。中でも右SBにコンバートされたヤコヴィッチの活躍など、ディフェンスラインが安定し、4月に入ってから無失点試合が続いている。しかし、そのヤコヴィッチは17日の練習を腹痛で欠席。「まだ試合に出場できるかどうかは分からないが、大丈夫だと願っている」とアフシン・ゴトビ監督は話すが、清水にとっては心配事ではある。ただ、「全ての状況に対して準備はしている」(ゴトビ監督)というように、最悪の場面もシミュレートしている。

 チームとしては今週ナビスコ杯の試合がなく、選手たちの疲労度は少ないと見られる。怪我で一時戦列を離れていた高木俊幸も順調に回復し、紅白戦などでもキレのある動きを見せていた。前節は公式戦5試合連続得点を挙げていた長沢駿のゴール記録が止まってしまったが、ノヴァコヴィッチ大前元紀に久しぶりの得点が生まれるなど、前線の選手の調子は上向いている。そこに高木俊が加わることで、さらなる厚みをもたらすことが期待される。

 徳島とは初対戦で、特に大前にとっては「四国に行くのも初めてかもしれない」というほど手探りな状態。徳島は16日に行われたナビスコ杯第3節で浦和を相手に3得点を挙げるなど、不気味な存在でもある。チームが好調なだけに落とし穴にはまる危険性がないわけではない。「たとえ1点を取られたとしても、跳ね返せるメンタルが必要」(竹内涼)というように、試合運びが重要となってくる。(田中芳樹)

■清水予想スタメン
4-2-3-1
GK
1 櫛引政敏
DF
19 ヤコヴィッチ
3 平岡康裕
4 カルフィン・ヨン・ア・ピン
28 吉田豊
MF
20 竹内涼
16 六平光成
11 高木俊幸
18 ノヴァコヴィッチ
10 大前元紀
FW
9 長沢駿

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