2014.06.23

FIFAが最年長記者・賀川浩氏を紹介「オールドマスターの長い旅」

賀川浩
ブラジルW杯を現地で取材している賀川浩氏(手前) [写真]=FIFA via Getty Images

 現在89歳、現役最年長記者として活動しているスポーツライターの賀川浩氏のインタビューを、『FIFA.com』が23日に掲載した。

 賀川氏は、1924年神戸市生まれ。サッカー選手として全国大会優勝、天皇杯準優勝などの経験を持つ。1952年からスポーツ記者、1975年から10年間のサンケイスポーツ編集局長(大阪)などを経て、現在はフリーランスとして活躍し、現役最年長記者となっている。

 ブラジル・ワールドカップでも現地で取材を行っている賀川氏について、『FIFA.com』は「オールドマスターの長い旅」との見出しで、インタビュー記事を掲載。賀川氏は、「私はとても長い間、そして非常に遠くまで旅をしてきた。1974年の(西ドイツ大会)ワールドカップ決勝は、私の心に鮮やかに残っている。白のフランツ・ベッケンバウアーと、オレンジのヨハン・クライフ。私はとても心地よく思った」と、ジャーナリストとして初めて取材に訪れたワールドカップの思い出を語った。

 賀川氏は西ドイツ大会以降、9大会連続でワールドカップを取材。2010年の南アフリカ大会は健康状態の理由で現地を訪れることはできなかったが、今大会で“W杯復帰”を果たした。インタビューでは賀川氏の半生が紹介され、第2次世界大戦での記憶や、戦後に「世界においてポジティブなものの1つがサッカーだった。私はそれによって、日本を助けることができると思った」と考えたという回想が掲載。さらに、1998年のフランス・ワールドカップで日本が初出場を果たした際の心境として、「私が感じた誇りは、人々が想像できるよりもずっと大きなものだったんだ」というコメントが紹介されている。

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