2015.09.16

G大阪が日本勢2年ぶりACL4強進出…終了直前に米倉が劇的決勝弾

ガンバ大阪
米倉(左から2番目)の得点を喜ぶG大阪の選手たち [写真]=Getty Images

 AFCチャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグが16日に行われ、ガンバ大阪と韓国の全北現代が対戦した。

 8月26日に敵地で行われたファーストレグは今野泰幸を出場停止で欠きながら、スコアレスドローで逃げ切り、勝てばベスト4進出という状況に持ち込んだ。しかし、ファーストレグで警告を受けた宇佐美貴史が出場停止処分となり、エースを欠くなかで第2戦に臨むこととなった。G大阪は第1戦から先発4名を入れ替え、今野、二川孝広、オ・ジェソク、倉田秋がスタメンに名を連ねた。

 試合は序盤から全北現代がチャンスを作る。4分、右CKを獲得すると、ファーサイドに飛び込んだイ・グノがヘディングで合わせた。ボールはゴール右上に決まり、全北現代が先制かと思われたが、倉田に対してファウルがあったとして得点は認められなかった。

 続く13分、ゴール前の混戦からこぼれ球を拾ったパク・ウォンジェが右足でハーフボレーを放つと、エリア内丹羽大輝がこれを手で触れてしまい、全北現代にPKが与えられる。これをキッカーのレオナルドがゴール左下に決め、全北現代が先制に成功した。

 G大阪はホームで先制を許したが、直後のチャンスをきっちりと生かす。14分、右サイドでFKを獲得すると、遠藤保仁がクロスボールを供給する。全北現代がオフサイドトラップを仕掛けたが、後ろから走りこんだ阿部浩之がエリア内左でフリーとなり、阿部の折り返しをパトリックが押し込み、G大阪がすぐさま同点に追いついた。

 37分、G大阪がカウンターから攻めこむと、二川のスルーパスに抜けだしたパトリックがエリア内右から右足でシュートを放ったが、ボールはGKクォン・スンテに防がれてしまう。前半は両チームともにチャンスを作ったが、決定機を決めきれずに1-1のまま試合を折り返した。

 後半立ち上がりの54分、全北現代のGKクォン・スンテからのロングボールが最終ラインの裏に通ると、エリア内左でボールを受けたレオナルドが左足でシュートを狙ったが、ここは丹羽のプレッシャーもあり枠の左に外れた。

 一方のG大阪にも決定機。59分、中盤でボールを持った二川のスルーパスに抜けだしたパトリックがエリア内左に進入。切り返してマイナスの折り返しを送ると、走りこんだ阿部が右足でシュートを狙ったが、ここは相手DFが決死のスライディングでブロック。こぼれ球を自ら詰めたが、シュートはGKクォン・スンテに弾かれてしまった。

 勝たなければ敗退となるG大阪は、65分にオ・ジェソクと二川を下げて米倉恒貴とリンスを投入した。

 76分、中盤右で遠藤がパスを出すと、距離がある位置から倉田が左足でミドルシュートを放つ。これが相手DFに当たりコースが変わると、ボールはゴール左に決まりG大阪が勝ち越しに成功した。

 リードを守りきりたいG大阪は84分に阿部を下げて金正也をピッチに送り込み、3バックに変更して逃げ切りを図る。しかし、88分、全北現代が右サイドから攻め込むと、イ・グノが上げたクロスを途中出場のウルコ・ベラが頭で合わせて同点。全北現代がアウェーゴールでリードを奪った。

 このまま終了かと思われた後半アディショナルタイム3分、G大阪がロングボールを前線に送ると、最終ラインの裏に抜けだした米倉が左足で決勝ゴールを流し込み、土壇場で勝ち越しに成功した。

 試合はこのまま3-2で終了。G大阪が日本勢としては2013年の柏レイソル以来2年ぶり、クラブとしては大会を制した2008年以来7年ぶりに準決勝進出を果たした。

 準決勝は9月30日に第1戦を広州恒大のホームで、10月21日に第2戦をガンバ大阪のホームで行う。

【スコア】
ガンバ大阪 3-2(2試合合計:3-2) 全北現代

【得点者】
0-1 13分 レオナルド(全北現代)
1-1 14分 パトリック(ガンバ大阪)
2-1 76分 倉田秋(ガンバ大阪)
2-2 88分 ウルコ・ベラ(全北現代)
3-2 90+3分 米倉恒貴(ガンバ大阪)

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