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[PR]香川とギュンドアンの幸せな関係

2015.11.20

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 今夏新たに就任したトーマス・トゥヘル監督の試行錯誤により、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは、昨年までとは違う4-3-3のフォーメーションを確立した。これまでトップ下に君臨していた香川も、左のインサイドハーフとして新境地を開拓し、同クラブにとって欠かせない存在であることを改めて証明している。

 中盤の構成は、昨シーズン2部16位の1860ミュンヘンからやってきたU-21ドイツ代表MFユリアン・ヴァイグルが中央に構え、上述のように左が香川、そしてドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンが右を担う形。ギュンドアンが先発を外れた第6節のホッフェンハイム戦、そしてフォーメーションを変えて臨んだ第8節バイエルン戦を除き、全ての試合でこの3人がMFのポジションを任されている。加入1年目ながらドルトムントの核として君臨するヴァイグルには驚かされるばかりだが、公私ともに仲の良い香川とギュンドアンのプレーからは、一種の安堵感のようなものさえ覚える。

 ユルゲン・クロップ前監督時代よりポゼッション志向が強まり、香川によれば「細かいパス(の交換)から逆サイド」を目指していくことが多いため、両サイドバックのポジションもこれまでと比べると高めになった。特に、香川が組み立てる左サイドから右サイドへの大きな展開は、ドルトムントの確固たる攻撃の形となっており、ドイツ代表DFマティアス・ギンターは、サイドバックながら第12節終了時点で2ゴール6アシスト(※『ビルト』紙のデータ)と、全18クラブDF登録選手の中で最も得点に関与しているほどだ。

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By サッカーキング編集部

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