2012.06.16

香川真司、新たな世界への挑戦。独占告白まとめ「自分の気持を直接伝えたい」

 マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が合意に達している香川真司が15日、アディダスジャパンのGoogle+とYouTubeで独占告白を行った。ワールドカップへの思い、新天地への決意。ファンからの質問に答えた一連の“告白”をまとめてみた。


 

「ブラジル・ワールドカップのアジア最終予選3連戦を終えて、いろいろ考える時間がありました。今日は自分の気持を直接伝えたいと思います」

最終予選が始まった今、サポーターやファンに伝えたいことは?
香川――ワールドカップは選手にとって『目指すべき場所』。そこに向けて、日本のサポーターのみなさんと一緒に戦っていければいいし、この3連戦は素晴らしいサポートをもらったので、これからもホーム、アウェー問わず応援していただけたらと思います。

3連戦を終えて移籍について落ち着いて考える時間は?
香川――代表に集中していたので、あまり考えていませんでしたが、代表の活動が終わって、しっかり考える時間もあったし、自分の考えは決まっています。

移籍について、今どんな状況か?
香川――ある程度、自分の意志は決まっています。あとは、しっかりした形でみなさんに報告できればと思うので、それまでは待っていてほしいと思います。

ドイツのサポーターへのメッセージは?
香川――ドルトムントでの2年間は本当に素晴らしかったし、あのサポーターに出会えたことは、一人の人間として大きな財産だと感じています。ドルトムントのサポーター、選手、スタッフには感謝の気持ちしかないので、これからもドルトムントやチームメートのことは気にかけながら、一緒に上を目指して頑張れればと思います。

新天地のサポーターに向けてメッセージは?
香川――ヨーロッパに行って感じることは、サポーターから応援されることが大事だし、受け入れられることによって選手はやりやすくなります。そういう意味で、自分は結果を残すしかないので、次のステップに行っても最初にインパクトある結果を残せればサポーターの心をつかめるんじゃないかなと思います。そう簡単にうまくいくとは思っていませんが、温かく見守ってくれたらうれしいです。

今後の目標は?
香川――もっともっと、サッカー選手として上を目指して頑張りたいですし、そのために努力して、もっと世界で活躍できるように。それはいつも考えていることなので、頑張っていきたいです。

マンチェスター・ユナイテッドからオファーが来た時の率直な感想は?
香川――素晴らしいクラブだし、そういうクラブが自分の存在を知っていて、目をつけてくれたのは素直にうれしかったです。オファーをもらったときは正直驚きましたし、同時にすごくうれしかった。

新しい環境への不安は? 一歩踏み出すのにどんなことを考えた?
香川――環境が変わることは慣れていますし、逆に新しいところに行ってもまた成長できると思っています。刺激的な出会いも多くなるだろうし、楽しみ。全く不安はないし、楽しんでチャレンジしたいなと思います。

チームに溶け込むために心掛けていることは? 言葉の壁は感じるか?
香川――ドルトムントに行った時もドイツ語は全くできませんでしたし、今回も言語が変わりますが、しっかり勉強して、コミュニケーションを取っていきたいです。選手とコミュニケーションを取ることは、チームに溶けこむ上でとても大切なので、積極的に会話していきたいと思います。

ユーロ2012に参加できるとしたら、どの国のチームに入ってどのチームと対戦したいか?
香川――ドイツ代表に入って、スペイン代表と決勝で戦えたらいいなと思います。

試合前に必ず行うことや、心掛けていることは?
香川――特別何かをするということはないですけど、試合が近づくにつれて、集中力や気持ちを高めるようにはしています。試合にベストで入るためには、気持ちを無にして戦うことが大事だと思っているので、そういうメンタルになるよう心掛けて試合の日を迎えています。

自炊はするか? 得意料理は?
香川――自炊はしないので得意料理はありません。

小さい頃、どんなサッカー選手になりたかったか? 今の自分は思い描いていた選手になれているか?
香川――どんな選手になりたいというのは、正直ありませんでした。とりあえず「プロになりたい」という気持ちしかなかったです。それは達成できましたが、まだまだ思い描いた選手にはなれていないと思うし、それに近づけるようにさらに努力して頑張っていきたいです。

「サッカー面白いな」と感じるときは?
香川――たくさんのお客さんが入ったスタジアムで試合をしているとき、その中で素晴らしいゴールだったり試合ができたときはサッカー選手で良かったなと心から思います。あの雰囲気の中でやれることは、いつも幸せに感じているし、僕らの『特権』だなと感じています。

サッカー人生において、後押しされたり、刺激をもらった言葉は?
香川――サポーターの方の声援が一番刺激であったり、頑張る力になっています。それから、身近な存在、家族や友達のサポートにも感謝しています。

目標としている理想像や夢に近づくために大切にしていることは?
香川――少しでもレベルアップするために毎日頑張ること。現状に満足せず、もっともっと上を目指して続けることが大事だと思います。

サポーターのどんな声援や応援が、励みになりますか?
香川――攻撃の選手なので、ゴールを決めたときの歓声を聞いてしまうと、そのためにまた練習して、あの瞬間を味わうために頑張っています。ゴールを決めた瞬間、試合に勝った瞬間のスタジアムの歓声は幸せに感じます。

最後にファンにメッセージを。
香川――新天地でしっかり結果を残して、もっともっと上を目指して、みなさんにもっと応援してもらえるように成長していきたいです。みなさんも後押ししてくれたらうれしい。9月にはホームで最終予選がありますし、ブラジルに向けて全てをかけて戦いたいと思うので、応援よろしくお願いします。

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【浅野祐介@asasukeno】1976年生まれ。『STREET JACK』、『Men's JOKER』でファッション誌の編集を5年。その後、『WORLD SOCCER KING』の副編集長を経て、『SOCCER KING @SoccerKingJP』の編集長に就任。