2012.05.23

【インタビュー】イグアイン「当然のことだけど、ベンチスタートでは物足りない」

ワールドサッカーキング 2012.06.07(No.216)掲載]
今シーズンのゴンサロ・イグアインはレギュラーを奪われてもなお、全身全霊をチームに捧げていた。かつてはその高慢な態度が批判されたこともあったが、今のイグアインに迷いはない。技術的にも精神的にも大きく成長を遂げたゴールハンターの「今」に迫る。
イングアイン

インタビュー・文=ホセ・フェリックス・ディアス・フェルナンデス 翻訳・構成=高山 港

 ゴンサロ・イグアインは間違いなく、今シーズンのレアル・マドリーを牽け んいん引した一人だ。第37節終了時点でリーグ戦22ゴールはチーム内2位の数字。とりわけ、昨年末までに決めた12ゴールは、チームがリーガ・エスパニョーラの首位を堅持するための大きな力となった。

 人間的にも大きな成長を遂げたイグアインは、最大のライバルであるカリム・ベンゼマにレギュラーの座を譲った後でも、決して不平を口にするようなことはなかった。チームの重要なピースとして、与えられた任務を遂行することに集中できていたのだ。

 とはいえ、アルゼンチンが誇る希代のストライカーには移籍のうわさが後を絶たない。果たして、イグアインは今後もR・マドリーのためにプレーするつもりなのか。本人が今後のキャリア、注目の去就について、正直に語った。

物事が自分の流れにない時は、辛抱強く待たなくてはならない。

リーガ優勝おめでとう。君にとっては3度目のリーグタイトルとなるけど、今の率直な気分は?

イグアイン とてもうれしいよ! バルセロナに勝ってリーグタイトルを取るのは特別なものだし、誇りに感じている。早く、シベーレス広場で優勝の喜びをファンと分かち合いたいね。バルセロナを倒しての優勝はすべてのマドリディスタ(R・マドリーのファン)が望んでいたことだよね。

イグアイン マドリディスタだけでなく僕ら選手にとってもそれが最大の目標だった。

カンプ・ノウでバルセロナに勝ったのは2007-08シーズン以来だ。勝利の味は格別だったんじゃない?

イグアイン 史上最強と言われるバルサを破ってタイトル獲得を確実なものとしたことに快感を覚える。それにあの勝利で、僕らがバルサに劣っていないということを証明することができたからね。バルサに対する長年の苦手意識は完全に払ふっしょく拭できたと思う。

今シーズンの君たちはとても安定した戦いぶりだったけど、コンスタントに結果を残せた要因はどこにあると思う?

イグアイン 試合を重ねる度に自信を得られたことが大きかった。自信が良い結果をもたらし、結果を残すことで更に自信が増した。とても良い流れでシーズンを戦えたと思う。

君個人についても聞かせてほしい。公式戦26ゴールという数字を自分ではどう評価している?

イグアイン ポジティブに捉えているよ。ゴール数に関して不満はない。特にシーズン前半のパフォーマンスにはすごく満足している。ただ、後半戦はプレーする時間が減ったから、ゴール数を増やすことができなかった。出場できればもっと得点を奪う自信はあったんだけどね……。

今シーズンの君は結果を出していたにもかかわらず、後半戦はベンゼマに先発の座を奪われる形になった。

イグアイン 【インタビュー】イグアイン「当然のことだけど、ベンチスタートでは物足りない」よ。監督は僕とカリムを交互に起用していたけど、カリムがスタメン起用されチームが勝ち続けたということも重要なポイントだったんだろうね。サッカーには流れというものがある。物事が自分の流れにない時は、辛抱強く待たなくてはならない。良い時もあれば悪い時もある。カリムにとって後半戦はとても良い時期だったってことさ。

君自身の調子は良かったよね。昨シーズンは椎間板ヘルニアで苦しんだけど、もう不安はない?

イグアイン もう全く不安はない。手術は完璧だったから、昨シーズンまで感じていた痛みは完全に消え去ったよ。

<インタビュー全文はワールドサッカーキング 2012.06.07(No.216)でチェック>

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