2015.05.31

【コラム】本田圭佑はロシアワールドカップに出られるのか


文=岩本義弘

 本田圭佑は、果たしてロシアワールドカップに出られるのか。3年後に控えた2018のロシアワールドカップの時点で、本田の年齢は32歳(※大会期間中の6月13日に32歳の誕生日を迎える)。まだまだ、第一線でバリバリやれる年齢である。しかし、今年3月にハリルホジッチ監督が就任し、ロシアに向けて一気に若返りを図り始めている今、日本代表に“指定席”は存在しない。それは、これまで大黒柱として君臨してきた本田とて、例外ではない。

 ハリルホジッチ監督のサッカーの特徴として、ハードワークは欠かせないキーワードだ。もちろん、本田がハードワークをしない、というわけではない。ただし、ブラジルワールドカップでのプレーでもわかるように、本田の運動量はコンディションによって大きく左右されるのもまた事実だ。実際にブラジルワールドカップでは明らかにコンディション不良だったこと、また、今シーズンのミランでも、時期によっては明らかにコンディションが悪かったことを考えると、今後、さらにコンディション面で問題を抱える可能性は十分にあると言えるだろう。

 そういう状況を踏まえて考えると、2018年のロシアワールドカップのピッチに本田が立っていなかったとしても、何の不思議もない。むしろ、2010年、2014年と、2大会連続で日本代表の“顔”としてプレーした選手が、2018年も主軸としてプレーすることのほうが異例である。

 ただ、個人的には、3年後、本田圭佑はロシアのピッチに立っていると確信している。理由は、彼が「目標から逆算できる」タイプだからだ。成功するために必要な過程を、目標から逆算して、今何をすべきなのかを考える。常に、そういった考え方を意識し続けて、本田はここまで成長してきた。以前に本田にインタビューした際(『サムライサッカーキング』/2012年9月発売号)に、彼の考え方について語っている箇所があったので、以下に抜粋する。

岩本義弘(いわもとよしひろ)
株式会社フロムワン代表取締役社長。サッカーキング統括編集長。ワールドサッカーキング、Jリーグサッカーキング、サムライサッカーキング編集人。サッカーに関わることなら何でもやるのが仕事。こっそりセリエAやブラジルリーグの中継解説もやってます。草サッカープレーヤー(レフティー)。3姉妹の父。
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