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いよいよ迫るミラノ・ダービー…本田と長友の直接対決は実現するか

2015.04.17

derby

 ミラノ・ダービーが19日に迫っている。

 カルチョの都のダービーマッチは、歴史ある名門同士による大一番であるだけでなく、今や日本人にとっても特別の意味がある。日本代表でも盟友同士のMF本田圭佑とDF長友佑都(インテル)の対戦でもあるからだ。

 前半戦のカードでは、先発フル出場した長友に対し、本田は後半から途中出場。77分に惜しいシュートを放ったが、試合は1-1の痛み分けに終わった。

 昨秋のマッチアップから約半年が過ぎ、ミランとインテルが置かれた状況はやや異なるが、2人にとっての3度目のダービーは、それぞれが故障と向き合いながら臨むことになりそうだ。

 本田は、3月下旬に日本で行われた代表戦の後、即イタリアへ戻った。今回もミラネッロへ直行し周囲を感心させたが、第29節パレルモ戦に向けた今月2日の練習中に左足首を捻挫。先週末のサンプドリア戦まで戦線離脱を余儀なくされた。

 本田不在の間、1勝1分とまずまずの成績を残した指揮官フィリッポ・インザーギは、サンプ戦の前日会見で本田の回復に大事をとって招集を断念したことを明らかにした。個人メニューでリハビリに努めていた本田だが、14日の午後練習から全体練習に合流し、ダービーでの実戦復帰へ意欲を見せている。

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