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【ブンデスリーガ第2節みどころ】今シーズン初の日本人対決で岡崎は2試合連続ゴールなるか、古巣戦に臨む細貝にも注目

2014.08.29
SC Paderborn 07 v 1. FSV Mainz 05 - Bundesliga

   [写真]=Getty Images

 ついに、ブンデスリーガの新シーズンが幕を開けた。開幕節から逆転劇やジャイアントキリングと熱戦ぞろいだったが、日本人選手たちも確かな存在感を発揮した。

 日本人9選手が出場した開幕戦で、最も輝きを放ったのは、マインツの岡崎慎司だ。パーダーボルンとのアウェー戦に臨むと、33分にFKのこぼれ球を押し込み、2シーズン連続となる開幕弾で先制点をマーク。1点ビハインドの後半アディショナルタイムには、同点ゴールに繋がるPK奪取の活躍を見せた。ドイツ誌『キッカー』ではマン・オブ・ザ・マッチに選ばれ、エースの面目躍如というべき働きぶりを披露している。

 しかし、マインツは昇格組相手に辛くもドローと、状態の悪さは気がかりなところ。岡崎の活躍にチームの浮沈がかかるだけに、今節でも得点に直結するプレーが求められるはずだ。

 そのマインツと31日に敵地で対戦するのは、酒井宏樹と清武弘嗣の所属するハノーファー。開幕戦では、強豪のシャルケに逆転勝利を収める最高のスタートを切った。フル出場した酒井も、攻守を高いレベルでこなし、白星に大きく貢献。8月10日の入籍と併せ、チームとともに最高の滑り出しを見せた。

 岡崎が2試合連続ゴールを決めるのか、それとも好調の酒井が再び攻守に存在感を示すのか。負傷から復帰した清武の出場も含め、今シーズン初の日本人対決は、見逃せない戦いになりそうだ。

 また、30日には細貝萌と原口元気を擁するヘルタ・ベルリンがレヴァークーゼンとのアウェー戦に挑む。原口は開幕戦で2得点に絡み、上々のブンデスデビューを果たしたが、右肩を負傷して、今節は欠場が濃厚となっている。

 しかし、今シーズンもヘルタの中盤を支える細貝にとっては、古巣対決となる。昨シーズンはボランチで1年間起用され、ドイツの中盤でも戦えることを証明した。自身の成長を見せるためにも、開幕戦でドルトムントを撃破して最高のスタートを切った相手を封じ込める上でも、細貝が試合のキーパーソンになることは間違いない。

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