2014.07.22

スペイン2部リーグで戦うサムライ~CEサバデル・田邉草民選手の挑戦~

 2013-14シーズンよりFC東京からスペイン2部リーグのCEサバデルに期限付き移籍をした田邉草民。7月1日に、1年間の契約延長が発表され、今後も更なる飛躍が期待される。もがきながら過ごした移籍1年目は29試合に出場し、4得点を挙げた。異国の地で2シーズン目を迎えるサムライは、移籍やスペインサッカーのことについてどう感じているのか。

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 現在24歳。学生時代から海外サッカーに親しみ、C.ロナウドに憧れていた田邉は、2013-14シーズン、海を渡りスペイン2部リーグ・CEサバデルの門を叩いた。しかし、夢や憧れだけで飛び込んだサムライは、海外リーグ挑戦に際し、明確な目標や理想像は持ち合わせていなかったという。チームメイトのほとんどがスペイン籍選手であり、外国人選手としての田邉は、自分のプレーや役割を周囲に理解してもらうまでは苦労の連続だった。「チームに慣れるまでは半年ぐらいはかかりました。最初は遠慮もしていましたし、自分を表現したり、ガツガツやる気を見せることもしませんでした。甘かったですね」と当時を振り返る。

 開幕から数試合はスタメンで出場するも、最初はブーイングを受けることも多々。味方からパスがもらえないこともしばしばあった。しかし次第にスペインのサッカーに溶け込んでいく感覚があったという。「ブーイングもすごいですが、良いプレーをしたら拍手が起こる。本当にフェアな空間です。パスに関しても、プレーやコンディションが良い時は自然にパスが貰えたりする。味方に安心感を持ってもらえる雰囲気を出すことが大事だと思います」と語った。

 海外でプレーすることは、もちろんJリーグのそれとは大きく異なることは容易に想像がつく。田邉が実際にプレーをして感じたことは、中盤でのプレスやゲームスピード、展開の速さだという。Jリーグだったら守備では引いて守り、ボールを奪ったらゆっくり回すというような場面は多い。しかしスペインは奪ったらとにかくすぐに攻撃を仕掛けるという戦い方。「移籍直後は展開の速さになかなかついていけず、少し戸惑うこともありました。また日本では組織で守備をして最後のところで崩されないように意識していましたが、スペインでは球際の攻防がとにかく激しいので、それに慣れるのは大変でした」

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 しばらく試合に出られない時期が続くが、2014年1月12日、第21節(レクレアティーボ・ウエルバ戦)で転機が訪れる。83分、味方のクロスに田邉がヘディングで合わせ、移籍後初ゴールを挙げた。これが決勝点となりチームは勝利。「久しぶりのスタメンで、『決めてやる!」という想いを持ち続けてきた中で決められたゴール。チームメイトも祝福してくれましたし、自分でも『やっとここまでこれたか』という気持ちになりました。素直にうれしかったですね」と頬を緩ませた。シュートへの意識はスペインに来てから大きく変わったという。練習から常に意識をしてきた結果が生んだゴールだった。最終的には29試合に出場し、計4ゴールを挙げた。

 また、自身の持ち味である、両足から繰り出される変幻自在のドリブルについても、より深いレベルで磨きがかかっているようだ。一対一の局面で奪われるようなことはないが、スペインリーグはボールサイドに人数を掛けてくる守備が多い。1人を抜いてもすぐに2人目がプレスに来る。常に次のプレーを考えることが求められている。「味方選手も簡単なところではサポートしてくれないので、自分でうまく前を向くとかパスを預けるといったプレーを考えておく必要があります。特にセンターでパスをもらう時などは厳しいマークを受ける覚悟で受けないと潰されてしまうので、中途半端なスペースでパスを受けるのは怖さもありました」と分析する。

 1シーズン経験をしたサムライは一回り、大きく感じられた。サッカーに対する考え方も随分変わったという。東京にいたころは誘惑も多かったが、スペインに来てからはサッカー漬けの毎日。自然とサッカーのことだけを考えるようになった。日本ではあまり行わなかった筋力トレーニングにも励んでいる。

 そして田邉は、CEサバデルとの1年間の契約延長を決断した。シーズンを終えFC東京に戻るか、スペインに残るか悩んだ。悩み抜いた末、サッカーに取り組む環境や、自分を必要としてくれるチームのことを考えた時、今のタイミングではもっとCEサバデルでプレーする方がプラスになると感じたという。「1年間プレーをして、スペインでのプレーで困ることはなくなったと思っているので、これからは僕自身がプラスアルファを出していけるかが勝負だと思っています」頼もしい言葉が返ってきた。

 もう1年前の田邉草民ではない。新シーズンの目標は、もっとスタメンで試合に出ること、ケガをせずフルでプレーをして10ゴール以上を決めること。また、昨シーズンは叶わなかったチームの1部リーグ昇格という目標にも、主力として貢献する姿が見たい。確固たる目標を携えたサムライは、日本から遠く離れたスペインの地で新シーズン、更なる飛躍が期待される。

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田邉草民(たなべ・そうたん)
1990年4月6日生まれ、東京都杉並区出身。國學院久我山高時代、第87回全国高等学校サッカー選手権大会で通算4得点を挙げ、大会優秀選手に選出。2009年シーズンからFC東京に加入。攻撃的MFとして、両足から繰り出す軽快なドリブルが持ち味で、2011年にはU-22日本代表に選出された。2013-14シーズン、スペイン・2部リーグのCEサバデルへ期限付き移籍。シーズン29試合出場、4得点を記録した。1年間の契約延長が発表され、2014-15シーズンもCEサバデルでの活躍が期待される。

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