2014.05.16

【独占インタビュー】大活躍のマインツFW岡崎慎司が語る今シーズン、日本代表、W杯

 2013-14シーズン、シュトゥットガルトからマインツへ移籍し、ドルトムント在籍時に日本代表MF香川真司(現マンチェスター・U)が記録した、シーズン13得点の欧州主要リーグ日本人選手最多得点記録を更新する、シーズン15得点を決めた日本代表FW岡崎慎司が独占取材に応じ、マインツでの充実のシーズンを振り返り、開幕を控えたブラジル・ワールドカップなどについても応えてくれた。

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岡崎慎司

[写真]=1. FSVマインツ05

充実のシーズン、岡崎がマインツ移籍1年目を振り返る

―――たくさん得点することができた、その要因というのはどこにあるんでしょうか?

岡崎慎司 まず、監督やチームメイトが自分を信頼してくれて、パスも見てくれるし、監督が使ってくれるというところが大きいとは思いますけど。自分自身もシュトゥットガルトから変わったっていうのがあって、それは何かと言うと、よりフォワードのメンタリティーがついたというのがあります。

―――フォワードのメンタリティーというのは具体的にどういったところですか?

岡崎慎司 今までだったらチームメイトが困っている時に自分がもっと中盤に参加して流れを良くするようなプレーをしなきゃいけないと思っていたんですけど、そうじゃなくて、どんなときでもゴールを目指すことに意識する。自分が繋ぎをやるんじゃなくて、他の人にそれを任して自分は前線で見方を信じて待つ。このプレーには大きな責任がある。その責任を持ってゴールを狙うことがチームのためになると思って取り組んだ。それが凄く10節以降良くなったっていうのはありますね。

―――それがこの得点数に直結してるのかなと思いますが、今シーズンたくさん得点することができた中で、トーマス・トゥヘル監督が「驚き」と言っていました。それに対して岡崎選手自身、実感というのはありますか?

岡崎慎司 正直、5点、6点とかのときは、ここ(15点)までいくとは思ってなかったですね。いつも僕は身近な目標を立てるので、(シーズン)前半だったら5点でいいやと思ったら8点取れて、10点いければいいかなと思ったら15点きて、常にこう身近な目標を立てるんで、目標を達成したときにはまた欲が出てきてっていう感じで。だから今は、驚きよりも『もっと取りたい』っていうのがあるけど、まあ一年振り返ったら驚きの方が多いですね。ここまで来るとは思ってなかったですね。

―――今シーズン対戦した中で、やりづらかったディフェンスはいますか?

岡崎慎司 基本的に自分はディフェンスはあんまり見ていなくて、自分の動きばかりを集中してやっているんで、今シーズンに関しては『こいつ嫌だな』っていうよりは、まあ五分五分の戦いができていたんじゃないかなって、常に。だから点を取る時もあるし、取れないときもあるっていう形じゃないですかね。

―――岡崎選手がフォワードとして参考にしている選手はいますか?

岡崎慎司 もちろん昔から憧れているゴンさん(中山雅史氏)を参考にしてやってきていて、今だったら身近にヨーロッパで活躍している選手が何人もいる。シュトゥットガルトの時は(ヴェダド)イビセヴィッチとかマーティン・ハルニクとか、『何でこんなに点取れるんやろ』っていうのは目の前で見ていて、そういうのを参考にした。テレビで見て、凄いなっていう選手をもちろん参考にすることもあるけど、僕はやっぱり身近に居て参考になる選手をいつも探しているんで。そういう意味でシュトゥットガルトの時にそう選手たちを見ていたっていうのは凄く大きいですね自分の中で。

岡崎慎司

[写真]=1. FSVマインツ05

W杯での躍進誓う!「チームを引っ張っていければ」

―――マインツではワントップで起用されている岡崎選手ですが、代表でワントップでやりたいという思いはありますか?

岡崎慎司 そういう強い思いはないですね。ただ、どこからでもゴールを取るというのが自分の強みだと思うので、それを右サイドで出たら右サイドで実践したいと思うし、ワントップで出ても、それをワントップで実践したいと思いますね。自分の戦い方を変えないっていうのが、今季活躍できた理由だと思うので、それを代表でも実践したいと思います。

―――日本代表のW杯の具体的な目標を教えて頂けますか。

岡崎慎司 具体的に僕は言う方じゃないんであれなんですけど、前回より上に行きたいなあって、一つでも。だからやっぱり、ベスト16を越えたいと思うし、ベスト8行ければその次が見えてくるし、そうやってたぶん日本の歴史っていうのが築かれていくのかなと思うんで、いきなり優勝っていうのはもちろん難しいと思うんですけど、でも現実的に前回16いったんだったらベスト8いく可能性はあると思うんで、そっちの目標の方が高いのかな。前回以上。

―――日本の皆さんもかなり期待していると思いますが、岡崎選手自身のゴールなどの目標はありますか?

岡崎慎司 やっぱりチームが繋いでくれたボールを自分が決める側だと思うんで、どんな時もゴールを狙っていきたいなと思うし、そのうちゴールが何点か取れれば、チームの役に立てると思うので、常にゴール目指してチームをこう引っ張っていければ良いのかなと思います。

―――家族がこちらにいて、ご両親ともお話しすることはあると思いますが、家族から『点とってこい!』といったメッセージはありますか?

岡崎慎司 基本的には、皆自分には期待しないですよ(笑)。自分の性格を分かっているからだと思うんですけど。あんまり言うと、気負ってできないっていうのを分かっていると思うし、軽く『頑張って』くらいの、『点取れよ』っていうよりは、『無事帰ってくれば』みたいなところがあるんで、そういう応援してくれている身内のためにも頑張りたいなと思いますけどね。

―――岡崎選手の性格を考慮して。

岡崎慎司 そうですね。弱気な自分を考慮して(笑)。

―――日本人が海外で成功するためには、岡崎選手の視点から見て何が大切ですか?

岡崎慎司 自分は日本で育って海外に来て、苦労したことはやっぱり、日本と海外の違い。言葉の壁もあれば、自分とは思っていることと違うことを言われたりとか、予想外のことがより起こるわけじゃないですか。そういう意味では、慣れることもそうだし、何か言われても我慢がこっちでは必要なのかなって。モチベーションを保ち続けることもそうだし、この環境に慣れることもそうだし、やっぱり1年、2年ですぐに活躍できるっていうよりは、3、4年我慢してでも何かを成し遂げようっていう気持ちがないとこっちでは成功できないのかなって思う。そういう意味では僕は我慢が一番必要なのかなって思いますね。

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