during the UEFA Champions League Group A match between Bayer Leverkusen and Manchester United at BayArena on November 27, 2013 in Leverkusen, Germany.
FAカップは3回戦まで進み、いよいよシード扱いのプレミアリーグ勢が参戦。香川真司が所属するマンチェスター・ユナイテッドは、同じプレミアリーグの難敵スウォンジーと対戦する。
第19節を終えて6位と不本意な順位でリーグ前半戦を折り返したユナイテッドは、2014年を良い形でスタートさせる意味でもきっちり勝っておきたい試合。リーグ戦では年末に4連勝を飾るなどチーム状態は上向きなだけに、この勢いをいかに持続できるかが一つのポイントとなる。
また、ここまで満足な出場機会が得られていない香川にとっても、スタメン出場の可能性が高いこの試合は巻き返しのための大事な一戦。プレー内容自体はこれまでも一定の評価は得ていたが、今の香川に必要なのは内容よりも結果だ。ルーニーら主軸の休養が予想されるこの試合で攻撃の中心として存在感を示すことができるか。「ゴール」という目に見える結果を出してスタメン定着への足掛かりとしたい。
ただし、対するスウォンジーは幾度となくビッグクラブを苦しめてきた好チーム。中盤での小気味良いパス回しと鋭いカウンターには定評があり、ユナイテッドが必要以上にメンバーを落としてくるようだと足元をすくわれる可能性もある。そういう意味では、香川の起用法を含めたモイーズ監督のメンバーチョイスも、この試合の勝敗を分ける大きなファクターとなりそうだ。
3回戦もう一つの注目カードは、アーセナルとトッテナムによるノースロンドン・ダービーだ。数あるロンドンのクラブの中でも特にライバル意識の強い両チームの対戦は、たとえカップ戦の3回戦といえども激戦は必至。本来なら主力を休ませたい時期だが、両チームともにフルメンバーで挑んでくる可能性も十分にある。
リーグ戦の成績を考えればアーセナルの優位は動かないが、それまでの好不調を帳消しにしてしまうのもダービーマッチならではの魅力。得点力では圧倒的にアーセナルに分があるが、粘り強く守ってロースコアゲームに持ち込めればトッテナムにもチャンスはある。
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