「我々はチャンスを逃したわけではない。相手のGKが素晴らしいセーブを見せたんだ」
1対0の最少得点差の勝利に終わった現地時間26日(以下現地時間)のスウォンジー戦後、チェルシーのモウリーニョ監督は攻め込みながらも追加点を奪えなかった最大の要因に、相手GKガハード・トレメルの名前を挙げた。
この見解は当たっている。出場メンバーや得点者などの基本情報に加え、枠内シュート数などの細かい情報も簡単に手に入るFOXSPORTSの「SOCCER STATS」(URL:http://foxsports.jp/world_soccer/premierleague)からも、こうした見解を裏付けるデータを読み取ることができる。

この試合、チェルシーは7本の枠内シュートを放ちながらも(スウォンジーは1本)得点はエデン・アザールの1ゴールにとどまった。同日に行なわれた試合で、ニューカッスルはストーク相手に8本の枠内シュートを打ち、そのうち5本を得点に結びつけている。
モウリーニョ監督も認める通り、トレメルはこの試合で素晴らしいプレーを披露。7本中6本のシュートをセーブしてチェルシーを苦しめた。このようにSOCCER STATSのデータは、情報が簡単に手に入るだけにとどまらず、サッカー観戦をより深く楽しむための1つのメディアとなり得る。また、試合中はこれらの情報がリアルタイムに更新されていくことで、テレビ放送されている試合はより深く楽しめ、放送されていない試合についてもどのような動きだったのかがより分かりやすく見ることができる。

そんなチェルシーは29日、ホームでリヴァプールとの上位対決に臨む。26日現在、3位と4位に位置する強豪同士の対戦は、それ自体が注目度の高い試合だが、SOCCER STATSのデータを活用して観戦すればより深く試合を楽しむことも可能だ。
「ポゼッション率」はこの試合を読み解く1つのキーになるだろう。モウリーニョ監督は自身の得意とする堅守速攻をベースとした従来のスタイルではなく、2列目の豊富なアタッカー陣を活かした攻撃的なサッカーへの転換を目指している。対するリヴァプールはブレンダン・ロジャース監督のもと、パスサッカーに磨きをかけるなど、両者のサッカーがどれだけうまく行っているのかを計る上で、ポゼッション率は一つの指標になりうる。
年末年始にも試合の開催されるプレミアリーグでは、1月1日にもマンチェスター・ユナイテッド対トッテナムという注目の試合が行なわれる。この試合での注目は何と言っても香川真司だ。SOCCER STATSでは出場情報はもちろん、実際にプレーしたポジションをCGで紹介。どのポジションでプレーしたかも一目瞭然だ。

この対戦カードにおいてもう1つ興味深いデータは、両チームのここまで(18試合終了時)の得点率の差だ。今季ここまでトッテナムは309本のシュートを打って総得点は19。対するユナイテッドは242本のシュートで、トッテナムよりも12点も多い31ゴールを記録している。ルーニーやファン・ペルシら決定力の高いFWを揃えるユナイテッドの攻撃面での優位性は、こうしたデータからも見て取れる。
このようにSOCCER STATSではチーム間のデータ比較も可能。それぞれのチームがどの様な特徴を備えているかを比較検討し、自分なりに試合や戦術を分析することもできる。実際、チェルシーは今季ユナイテッドとほぼ変わらない33得点を挙げているが、試みたシュートは307。ユナイテッドよりも65本も多い。データ収集の鬼であるモウリーニョ監督の頭のなかには、このデータも当然入っているはずだ。
年末年始にも多くの試合が組まれているプレミアリーグ。「チェルシー対リヴァプール」、「マンチェルター・ユナイテッド対トッテナム」の観戦を通して、あなたもSOCCER STATSを体験してみてはいかがだろうか?
なお、SOCCER STATSは、プレミアリーグだけでなくブンデスリーガ、セリエAの全試合についても今季の開幕戦から網羅している。このお正月休みに、気になる試合をデータで振り返ってみてもいいかもしれない。(※PC版はグラフィカルに表示される詳細データの配信を中心に、スマートフォン版は速報情報の見やすさを重視した構成となっています。)