
<11月26日>
三田:ホームの味スタで行われたリーグ第32節の湘南戦(23日)は、16位の湘南を相手に苦戦する展開となりましたが、結果的には2-1で逆転勝利となりましたね。
前田:難しい試合だったよね。相手は勝たなければ降格が決定という状況で必死だったから、正直言って両チームのモチベーションの違いはすごくあったと思う。
東京は優勝争いも残留争いもしておらず、目標を持つのが難しい中で、逆転勝ちできたというのは評価できる。とにかく先制された後にすぐ追い付けたというのが大きかったよね。
三田:湘南は残留へ望みをつなぐには勝つしかないという試合でしたが、前半からがむしゃらに点を取りにくるようなことはなく、なかなかスコアの動かない試合となりましたね。
前田:湘南も前半はすごく抑えていたよね。まずは0-0で折り返して、後半に勝負を懸けようというプランだったんじゃないかな。結果的には東京が勝ったけど、湘南はいいサッカーをしていたと思う。J2に落ちるようなチームとは思えなかった。
前回の対戦では東京の不用意なミスが目立ったけど、今回の対戦でも湘南の方が攻撃に迫力があったし、連動した攻撃もすごく見られた。でも守備の面で東京が上回ったという感じかな。
三田:東京は代表帰りの高橋選手がベンチスタートとなり、天皇杯の大宮戦で活躍した三田選手がスタメン出場となりました。
前田:三田はリーグ戦では久々のスタメン出場だったけど、いいアクセントになっていたと思う。得点に絡むような結果は出せなかったけど、要所、要所ではチャンスをつくっていた。
三田:東京は立ち上がりに何度かいい形でチャンスをつくりましたが先制点を取れず、その後はシュートもなかなか打てませんでしたね。
前田:15分くらいまでは東京が押し込んでいたけど、途中から湘南が慣れてきてペースをつかんだという感じかな。でも、前半の湘南はボールを奪ってもそんなに前に出てくる感じはなかった。前半は抑えていた分、後半になると前に出てきたね。
それで東京にもチャンスが出てきた。前半は湘南がしっかり11人で守備を固めてきたからこじ開けられなかったけど、後半は前に出てきたから、東京も攻める隙ができた。
三田:互いに攻め込む場面が増えてきたところで、後半21分に湘南に先制点を許してしまいました。
前田:湘南としては、前半は耐えて、後半に入って迫力のある攻撃を仕掛けたところで先制点を取れて、まさに狙い通りの展開だっただろうね。でもその後すぐに東京に同点ゴールを奪われて、精神的ダメージがかなり大きかったと思う。
湘南は引き分けでもダメな状況だっただけに、そこからまた反撃するしかなく、それだけの攻撃力もあったけど、攻めればその分隙もできてしまう。その辺も含めて90分間でのチーム力を考えると、東京の方が上回っていたということだよね。
三田:先制されてから2分後に、張選手のゴールで同点に追い付くことができました。
前田:前半から、アーリアがボランチの位置から攻め上がるシーンがかなりあって、そこからチャンスが生まれていたんだよね。前半は湘南がかなり引いて守っていたけど、後半は隙ができて、FKからのこぼれ球から張がアーリアとのワンツーで裏に抜け出した攻撃はとても効果的だった。思い切った攻め上がりが良かったね。
三田:その後も一進一退の攻防が続き、引き分けのまま終了かとも思われましたが、後半アディショナルタイムにネマ選手のゴールで逆転しました。
前田:ネマは途中から入って何とか状況を打開しようと、懸命にボールを追っていたよね。結果的に、最後は逆転することができた。ただこれも、湘南がどうしても勝たなければならない試合でリスクを負って前に出てきたからチャンスがあったともいえる。
普段のリーグ戦で、相手が最低でも勝ち点1を取ろうと、しっかり守ってカウンター狙いというプランだったら、逆転ゴールはなかったかもしれない。とはいえ、もちろん大事なところで結果を出したのは評価できる。東京としてはリーグ戦でモチベーションを維持するのが難しい状況でも、目の前の試合に集中して、ホームでしっかりと結果を出したんだからね。
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