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ルーカス引退に惜別の声「やっぱり寂しい」/FC東京週間練習リポート(11/1~7)

2013.11.12

森重「ナビスコ杯決勝は面白くなる」(11月1日)

 FC東京は1日、連日の2部練習を行った。この日の午後は対人形式のトレーニングを行い、球際でボールを激しく奪い合う場面が目立った。

 また、あす2日はナビスコ杯決勝が行われるが、大分在籍時の2008年に優勝した森重は当時を懐かしむようにこう振り返った。
 「負ける気がしないぐらいモチベーションも上がった。お客さんもたくさん入るし、本当にやりがいを感じた。今年もきっとたくさんお客さんが入るだろうからうらやましく思う」

 さらに、決勝戦の展望を尋ねると、「浦和は1、2点取られても3、4点返せる攻撃力があるし、柏はいい守備ができれば一発のある選手も多い。浦和が主導権を握るかもしれないけど、柏にも勝負強さがあるので」と次々と両クラブの良さを挙げていった。そして、「それをまとめると、面白い試合になるということですね」と言って笑った。

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徳永、仮想・C大阪戦でカウンター警戒(11月2日)

 FC東京は2日、小平グラウンドで約1時間半のトレーニングを行った。翌日には川崎との練習試合(30分間×4本)が予定されているため、ミニゲームやシュート練習など負荷が軽めのメニューを消化した。

 練習後、ポポビッチ監督は練習試合について「確認したい部分があるので、いい機会になる。相手が大学生であってもゲームの入り方や戦う姿勢を求めることは変わらないが、相手がJ1ということでより選手の能力を引き出してくれると思う。それにC大阪と同じように攻撃的なチームなので、いいシミュレーションになる」と話し、次週を見据えた練習試合であると説明した。

 川崎は現在、リーグ2位の58得点を挙げている。得点王を独走するFW大久保を中心とした攻撃力はリーグ屈指。徳永は「もしかしたらC大阪よりも攻撃的かもしれない。ただ、カウンターを得意とするという点では同じ。そこは意識してポジショニングなどに気をつけたい。しっかり攻撃しつつ、リスクマネジメントできるかを試したい」とポイントを挙げた。仮想・C大阪の川崎を下し、リーグ戦に弾みをつける。
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<練習試合・川崎戦>決定機決めきれずドロー(11月3日)

◆3日の練習試合(小平グラウンド)

FC東京 1
川崎 1
※30分×4本

【得点者】平山(4本目27分)

【先発メンバー】GK権田、DF太田、森重、加賀、徳永、MF米本、張賢秀、東、アーリア、ルーカス、FW渡辺

 FC東京は3日、小平グラウンドで川崎と練習試合(30分×4本)を行い、1-1で引き分けた。0-0で迎えた3本目28分に先制点を許したが、4本目終了間際にFW平山が同点弾を決めた。

 主力組が出場した1、2本目は川崎がボールを保持し、試合の主導権を握った。東京も1本目15分に右サイドのDF徳永からのクロス、左からDF太田のクロスが連続して上がるが、いずれもエースFW渡辺に合わず。両チームともに決定機をつくるが結局、60分間ゴールは生まれなかった。

 GK塩田以外の選手を総入れ替えして臨んだ3本目も平山を中心にゴールを狙うが先制点を奪えない。すると、28分に川崎に左サイドを崩され、MFアラン・ピニェイロからFW矢島が押し込み、先制を許してしまう。

 その後も攻め続けた東京は、試合終了間近の4本目28分に左サイドバックのDF丸山のインターセプトからMF三田が左サイドをドリブルで上がり、左クロスを入れる。これは相手GKに阻まれたが、こぼれ球を平山が押し込んで、同点とした。

 試合後、ポポビッチ監督は「川崎と東京はオフェンシブなスタイルを持つチーム同士。0-0で試合は推移したが、見どころはあったと思う。互いに多くのチャンスをつくったが、より決定的なチャンスをつくったのは私たちだ」と胸を張って、熱戦を総括した。

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徳永、マツコ・デラックスさんにたじたじ(11月5日)

 FC東京は5日、1日のオフを挟んでC大阪戦(10日・味スタ)に向けたトレーニングを再開した。次節出場停止の高橋が別メニューでの調整となった以外は、全員が全体練習に参加。午前中はフィジカル中心のトレーニングを行い、午後はビルドアップのポジショニングを重点的に確認した。

 徳永とアーリアは前日の4日、TOKYO
MXの人気番組「5時に夢中!」にゲスト出演した。この日、徳永がそのときの様子を振り返った。マツコ・デラックスさんとの共演について「マツコさんはすごく気をつかって声を掛けてくれたのでありがたかった。ただ、ずっとボディタッチをされていたので、本気なのかと少し恐怖もあった」と話した。また、放送終了後の周囲の反応を聞かれると、「『面白かった』という人と『大丈夫?
』って心配する人の両方がいた」と苦笑いで語った。

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太田、守備の連係に手応え(11月6日)

 FC東京は6日、小平グラウンドで約1時間半の練習を行った。ボール回し、4対3のシュート練習、ピッチの3分の2を使用したミニゲームで汗を流した。

 ミニゲームの1本目では、主力組11人に対し、サブ組が12人という変則的なトレーニングが行われた。ポポビッチ監督は「数的不利な状況は試合でもあり得ること。それをトレーニングでやって、そういう状況でも守りきれるかどうかを見たかった」と狙いを説明し、守備の出来については「素晴らしかった」と笑顔を見せた。

 見事な連係で相手に決定機を与えなかった太田は「前からプレスをかけるというより、後ろでブロックをつくって、間を通させないようにした。まずは慶悟(左サイドの東)やルーコン(右サイド)がボールサイドに行ってからボールを取りにいくということを繰り返した」とポイントを挙げた。

 さらに「やっていても感触はいいし、ナオさん(サブ組の右サイド)も『やりづらい』と言っていた。ラインを保ちつつ、いい距離感で守れれば、崩すのは簡単じゃない」と手応えを語り、「これをベースにして、特長のある選手がいるC大阪戦に向かいたい」と意気込んだ。

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ルーカス引退に惜別の声(11月7日)

 FC東京は7日、小平グラウンドでボール回し、ミニゲーム、シュート練習など約2時間の練習を行った。別メニューが続いていた高橋が合流し、全メニューを消化した。この日、FWルーカスの現役引退が発表され、選手たちからは引退を惜しむ声が上がった。

 ルーカスと同年に東京に移籍した石川は「2004年から一緒だったので、一番長くプレーした選手。いろいろな生き方があるし、ルーコンの決断は素晴らしいと思った。まだできると思われて引退できるというのは本当にすごいと思う」と苦楽をともにしてきた戦友の引退について語った。

 当時、鳴り物入りで東京に入団した助っ人FW。「どんなサッカーにでもフィットするところはすごいと思った。本職ではないポジションでも、守備もしっかりやる。その中で結果も出してきた。レベルの高いプレーを間近で見られたことは本当に幸せだった」と続けた。

 高橋は「毎年やめると冗談で言っていたが、本当に引退となると寂しい」と言う。一番の思い出については「J2の岡山戦でプロ初ゴールを決めて、その後の鳥取戦に加入が決まったルーカスが来ていた。試合前にハイタッチしたときに『今日もゴール!』って言われたのが初めての会話だった。その試合でもゴールを決められた」と懐かしそうに語った。

 長年、FWのポジションを巡って切磋琢磨してきた平山は「まだ全然できるんじゃないかと思う。今年も一番走っているし、チームに貢献している。試合だけではなく、練習でも明るくてチームをを引っ張る存在。やっぱり寂しいという気持ち」と最高のライバルの引退を惜しんだ。「自分が東京に来たときからチームを引っ張る存在だったし、途中で移籍して戻ってきたときも存在感は変わらなかった。若手にも手本になる選手の鑑のような選手」と偉大なブラジル人ストライカーについて語った。


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