ナオ、27日に全体練習合流（9月26日）
FC東京は26日、小平グラウンドで約1時間半のトレーニングを行った。シュート練習やミニゲームなどで次節の大宮戦(28日・NACK)に向けて調整を続けた。
名古屋戦(21日・瑞穂陸)で左の内転筋を負傷し、今週は別メニューが続いている石川はこの日も全体練習を回避。ポポビッチ監督は「明日(27日)には合流する。患部も徐々に良くなっている」と試合に影響はないことを強調した。
石川は「よりいい状態で試合に臨めるようにとコンディションを調整した」と説明し、「みんないい準備をしているので、簡単に試合に出られる状況ではない。途中からでも自分の役割は分かっているし、勝つために戦いたい」と気を引き締めていた。
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太田、FKに自信あり（9月27日）
FC東京は27日、小平グラウンドで大宮戦(28日・NACK)に向けて最終調整を行った。ブラドコーチによる守備の確認や、ミニゲームなどをして敵地に向かった。
右のふくらはぎ痛で前日の練習を回避した太田は、すべてのメニューを消化。セットプレーの確認では東と並んで、高精度のボールを蹴り込んだ。
試合本番でのキッカーについては、「位置によってどちらが蹴ると決めていない。そのとき自信がある方が蹴る。どちらも自信があるときもあるが、そのときはだいたいおれが勝っちゃうんですよね」と気持ちの強さをアピール。この日のFK練習は不発に終わったが、「前日は関係ありません!」ときっぱり。強心臓なレフティーがFKでも魅せてくれるはずだ。
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＜練習試合・横浜FC戦＞平松が3年半ぶりのフル出場（9月29日）
◆29日の練習試合（小平グラウンド）
FC東京 2
横浜FC 0
【得点者】三田(前半23分)、平山（後半17分）
【先発メンバー】GK塩田、DF中村、丸山、加賀、平松、MF三田、野沢、ネマニャ、河野、FW平山、林
FC東京は29日、小平グラウンドでJ2の横浜FCと練習試合を行い、2-0で勝利した。前半23分に三田が先制ゴールを挙げ、後半17分の平山の追加点で突き放した。
格の違いを見せつけた。細かくパスを回し、攻撃のリズムをつくると、前半23分にボランチの三田がゴール前のネマニャに縦パス。左に流したパスを平山がスルーして、三田がフリーで受け、GKと1対1の展開に。落ち着いて左足を振り抜き、ゴール右に先制ゴールを流し込んだ。
後半17分には野沢からのスルーパスに抜け出した平山がペナルティーエリア右で左足シュート。これがゴール右に決まり、横浜FCを突き放した。控え選手がGK広永のみの苦しい台所事情だったが、2-0で完封勝利を収めた。
2010年4月18日の横河武蔵野との練習試合以来、約3年半ぶりのフル出場を果たした平松は、前半は右サイドバック、後半は右センターバックでプレーして、チームの完封勝利に貢献。「やり抜きました」と胸をなで下ろした。
だが、その一方で「サイドバックは今までやっていないのもあって、難しかった。守備に関しての動きは分かっていたが、判断が遅くなって周りに迷惑をかけた」と反省の弁も。それでも「この90分がこれからのベースになってくる。あと3試合くらい練習試合をして、その先にポジション争いがあると思う」と語った。
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河野、本調子までもう少し（10月1日）
9月29日に行われた横浜FCとの練習試合にフル出場した河野は1日、「まだスピードが出ない」と振り返った。「ドリブルももつれて、実際ゴール前でも転んだ。連続した動きについていけていなかった」と課題を挙げた。
午後のミニゲームでは切れのある動きを見せたが、本人は「やっていけばもっと良くなる」と話すなど、本調子まではもう少し時間が必要となりそうだ。
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ポポ監督「いい試合を見せ続けることが成長の証し」（10月2日）
FC東京は2日、小平グラウンドで実戦形式の練習を行った。この日は米本がチームの練習に合流したが、太田と張が1日に引き続いて別メニューで調整した。主力組の左サイドバックには中村が入り、加賀が森重とセンターバックでコンビを組んだ。
連勝を4に伸ばし、首位横浜Mとの勝ち点差は残り7試合で「8」にまで詰まった。さらに、アジア・チャンピオンズリーグ（ACL）出場圏内の3位浦和までは4差に迫っている。
だが、ポポビッチ監督は「すべての面で成長していると思う。うまくいかないときは、自分たちのやっていることに疑心暗鬼になっていたこともあった。でも、それがなくなった。全員がやれると思っている。ただし、強くなったかどうかはシーズン後に話したい。いい試合を見せ続けることが成長の証しと言えるだろう」と語り、これまで通りの一戦必勝のスタイルを貫く。
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