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アーセナル所属の宮市「突破力は一つの武器。皆さんにも見てほしい」

2013.08.28

[ワールドサッカーキング名鑑・開幕版掲載]

プレシーズンで来日を果たした宮市亮に話を聞いた。アーセナルというクラブへの思い、今の自分と将来のビジョン。夢へのステップとして、20歳の若武者が勝負のシーズンに挑む。
宮市亮
インタビュー・文=浅野祐介 Interview and text by Yusuke ASANO
写真=山口剛生 Photo by Takeo YAMAGUCHI

自分のやれることをやってアーセナルに貢献したい

――アーセナルというクラブでプレーすることの誇り、逆に難しさとして感じる部分をそれぞれ教えていただけますか?

宮市 アーセナルのユニホームを着ると身が引き締まりますし、それに恥じないプレーをしないといけないと感じています。ただ、アーセナルの選手としてプレーするのはミスも許されない世界。小さなミスが本当に大きなことにつながっていくので、常に気が抜けないというか、そういう環境だと思います。その中で自分がプレーさせてもらっていることは、自分にとって本当に大きなことだなと感じています。

――アーセン・ヴェンゲル監督から学んだことや印象に残っている言葉はありますか?

宮市 本当にディテールにこだわる方なので、練習から細部までこだわっていますし、今まで日本でやってきたことのないような、見たことのないような練習もあります。そういう面でも本当にサッカーを研究しているなというか、若手を伸ばそう、育ててチームを強くしようとしているのを感じます。監督としては当たり前のことなのかもしれないですけど、本当に選手をよく見ているなと。僕自身にもいいプレーをした時は声を掛けてくれますし、悪いプレーをした時は檄が飛んできます。そういう意味でも、しっかり見てくれているなと感じます。

――今シーズン、タイトルを獲得するために、チームとして、また個人として求められることはどんなことですか?

宮市 チームとしては、昨シーズンの終盤は負けていませんでしたし、その調子を維持していこうというのは監督も言っていました。そのためにも、このプレシーズンは大事になると思います。僕自身は、まだアーセナルの選手として1年間プレーしたことがないので、正直、微妙な立ち位置ではありますが、こういう形で取り上げていただくことは大変うれしいですし、もしまた日本に戻ることがあれば、しっかりと『アーセナルで活躍した宮市亮』として帰りたいという思いがあります。ケガをしていろいろな経験をした昨シーズンから学べたことも多かったので、そういうことを絶対に生かしていかなければいけないと思います。

――具体的に注目してほしいプレーは?

宮市 突破力はスタジアムを沸かせることのできる一つの武器だと思いますし、自分の特長はチームにとっての活力や攻撃につながるプレーだと思うので、自分としてもそこを磨いていきたいですし、皆さんにも見ていただきたいですね。

宮市がアーセナルでのポジション争い、キャリアの目標に言及。宮市のインタビューの続きは、ワールドサッカーキング名鑑・開幕版でチェック!

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