2015.11.17

埼玉スタジアム2OO2主催「第5回サムライブルーの源流」が12月23日開催

サッカー総合情報サイト

 サッカー日本代表の躍進は、Jリーグ20年の功績と捉え、“ドーハの悲劇”を初期の象徴的なエポックに挙げるむきがある。しかし、1960年代には日本サッカーリーグ(JSL)のスタートやメキシコ五輪銅メダル獲得があり、サッカー人気低迷の70年代や80年代にも、欧州との交流やリーグ自主運営化など日本サッカー界は、画期的な時代を過ごしてきた。

 イベント「サムライブルーの源流」では1968年メキシコ五輪銅メダリストである釜本邦茂氏、杉山隆一氏、日本代表最年少得点記録を持つ金田喜稔氏、2011年女子ワールドカップ優勝メンバーの矢野喬子氏を招き、トークショーを開催。80年代の日本サッカー、リオ五輪展望、ロシアW杯をテーマに進められる。

 さらに同日、4人が特別コーチとなり55歳以上の男女を対象にしたシニアサッカー教室も開催される。

杉山隆一

1941年7月4日生まれ。静岡県出身。清水東高校、明治大学を卒業後、三菱重工(現・浦和)でプレー。現在は静岡県サッカー協会副会長を務めている。

「黄金の左足」を持つ男として国際的にも高く評価された日本サッカー史上最高の左ウイング。俊足を生かしたドリブル突破と正確無比な左足クロスでのアシストで知られた。もっとも本来は右利きの選手であり、左足の精度は練習の結果として得た努力の人でもあった。
清水東高校在籍時から天賦の才を持つ選手として注目を集め、19歳で国際Aマッチにデビュー。1964年に行われた地元開催の東京五輪では日本代表をベスト8に導く原動力となり、世界的にも名を売った。続く1968年のメキシコ五輪ではセンターフォワードを務めた釜本邦茂と伝説的な名コンビを形成。5アシストを記録し、銅メダル獲得に大きく貢献した。引退後はヤマハ発動機(現・磐田)の監督に就任。静岡県2部リーグにいた弱小チームを日本リーグ(現・Jリーグ)1部まで導き、天皇杯を制覇。今日まで続く強豪クラブを育て上げ、指導者としても伝説的な実績を残すこととなった。

釜本邦茂

1944年4月15日生まれ。京都府出身。山城高校、早稲田大学を卒業後、ヤンマーディーゼル(現・C大阪)でプレー。引退後は松下電器(のちのG大阪)監督を務めた。

日本サッカーの歴史にその名を刻む異能の得点王。右45度の角度から放つ強烈な右足シュート、強さと巧みさを兼ね備えた空中戦を武器に、あらゆる大会で得点を量産。日本リーグ(Jリーグの前身)では通算7度の得点王に輝いており、日本代表では通算75得点という空前の記録を残した。そのキャリアのハイライトは、1968年に行われたメキシコ五輪だろう。ナイジェリアとの初戦でいきなりハットトリックを達成すると、準々決勝のフランス戦でも2得点を奪って勝利に貢献し、メキシコとの3位決定戦でも2得点。日本の全得点「9」のうち「7」まで稼ぎ出し、大会の得点王に輝き、銅メダルを獲得した。ちなみに残る2得点も、アシストは釜本だった。引退後は後にG大阪ユースの母体となる釜本FCを創設して後進の指導にあたり、G大阪の初代監督も務めた。その後は参議院議員、日本サッカー協会副会長としても活躍。現在は日本サッカー協会の顧問を務めている。

金田喜稔

1958年2月16日生まれ。広島県出身。広島工業高校、中央大学を卒業後、日産自動車(横浜F・マリノスの前身)に入団し、11年に渡って主力選手としてプレーした。現在はサッカー解説者を務める。

名字から「キンタ」の愛称で親しまれ、独特のフェイントを駆使して緩急自在のドリブルで敵陣を切り裂くドリブラー。技術と速さを兼ね備え、日本サッカー史上最高のテクニシャンとの呼び声も高い。
大学2年時に日本代表に初選出されると、1977年に行われた日韓定期戦で代表初ゴールをマーク。19歳119日で記録したこのゴールは、日本代表の国際Aマッチ最年少得点記録。大学卒業後は日産自動車に入団。当時の日産自動車は、日本サッカーリーグで2年連続最下位に沈むなど、不振を極めていたが、後に加入した木村和司や柱谷幸一、井原正巳らとともに名門の再建に尽力。1988年から2年連続三冠を果たす原動力となるなど、同クラブの黄金時代の形成に大きく貢献した。
1991年に現役を退いた後は、サッカー解説者や日本サッカー協会の強化委員を務めるなど、多方面で活躍している。

矢野喬子

1984年6月3日生まれ。神奈川県出身の元サッカー選手。2013年の現役引退後は、母校である神奈川大学で女子サッカー部を努め、現在はなでしこリーグなどの解説を務めている。

出身地である横浜市のアローズSCでキャリアをスタートし、横須賀シーガルズ、湘南学院高校を経て、神奈川大学に進学。同大在学中に日本代表入りを果たし、大学サッカー部所属の代表選手として大きな注目を集めた。
2007年に大学を卒業した後は、浦和レッドダイヤモンズ・レディースでプレー。クラブ史上4人目のプロ契約選手として入団した同クラブでは、初年度にリーグ新人賞を受賞し、6シーズンの在籍でなでしこリーグベストイレブンに6度選出されるなど、中心選手として活躍した。日本代表としては、2003年の初選出から通算74キャップを記録。オリンピック、ワールドカップといった主要国際大会に3度ずつ出場し、2011年に行われたドイツ大会では、ワールドカップ優勝を経験した。
2013年に現役を引退した後は、指導者の道に進み神奈川大学女子サッカー部でコーチを経験。現在は、解説者として活躍している。

埼玉スタジアム2OO2主催イベント「第5回サムライブルーの源流」概要

1.トークショー

【開催日時】
2015年12月23日(水・祝) 13:30~15:00(開場13:00)

【イベント会場】
埼玉スタジアム2002 ボールルーム

【イベント内容】
「80年代の日本サッカー」、「リオ五輪の展望」、「ロシアW杯へ」をテーマにトークショーを開催する。

【ゲスト】
杉山隆一氏
釜本邦茂氏
金田喜稔氏
矢野喬子氏
水内 猛氏(ナビゲーター)

【定員】
200名(入場無料)
※事前申込あり(事前申込者は優先入場)

特設ウェブサイト内専用応募フォームよりお申込ください

2014年 サムライブルーの源流 トークショーの様子

2.シニアサッカー教室

【開催日時】
2015年12月23日(水・祝) 10:00~12:00(受付9:00)

【イベント会場】
埼玉スタジアム2002 メインピッチ

【イベント内容】
サムライブルーの源流の中心的な世代であるシニア層を対象としたサッカークリニックを実施。元日本代表の釜本氏・杉山氏・金田氏・矢野氏を迎え、Jリーグ公式戦や日本代表戦が行われる埼玉スタジアムのメインピッチでシニア向けのサッカー教室を行う。

【特別コーチ】
杉山隆一氏
釜本邦茂氏
金田喜稔氏
矢野喬子氏

【定員】
55歳以上の男女 100名

【参加費】
3000円/1名

【募集締切】
2015年11月25日(水)

▼第4回サムライブルーの源流 シニアサッカー教室の様子

【応募方法】
1.下記専用応募フォームをご利用ください。
参加申込み受付はこちら
2.下記事務局までご連絡ください。
電話:048-832-9977(サムライブルーの源流事務局 ㈱ランドガレージ内)

【主催/後援等】
主催:(公財)埼玉県公園緑地協会 埼玉スタジアム2002公園管理事務所 
後援:(公財)埼玉県サッカー協会

申込・問合せ (サムライブルーの源流事務局 048-832-9977 ㈱ランドガレージ内)
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