2012.06.13

【駒大スポーツ】 強さ見せつけ快勝!!勢い止まらず5得点/大臣杯関東予選 

「アミノバイタル」カップ2012 第1回関東大学サッカートーナメント大会』兼総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント関東予選、5・6位決定戦  (赤羽スポーツの森公園競技場)

駒澤大学 5-0 青山学院大学
(得点):〔駒〕=小牧(39分、81分)、宮城(60、66分)、板倉(90+1分)
※公式記録はこちらから

「2得点を挙げた宮城(左)と4アシストと大活躍の碓井」

 

 『「アミノバイタル」カップ2012 第1回関東大学サッカートーナメント大会』兼総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント関東予選、5・6位順位決定戦は6月10日、赤羽スポーツの森公園競技場で駒澤大 vs青学大が行われた。今季初となる2部降格校同士の戦いとなったこの一戦。駒大はベストメンバーで試合に挑み、大阪行きへ勢いづける快勝を収めた。
 
 前試合では選手層の厚さを見せつけたが、ベストメンバーで今トーナメント戦を締めくくった。立ち上がりから、主導権を持ったのは青学大。素早いパス回しに翻弄されなかなかボールをキープすることが出来ず苦しむ時間が続くが、徐々に駒大にチャンスが訪れる。カウンターからドリブルで走り込みクロスを上げるが、相手ディフェンダーに阻まれる場面を幾度も繰り返し、決定機を決めきれない歯がゆい展開が続く。
 
 疲れが見え始めた前半39分、最大のチャンスがやってきた。FW宮城雅史(4年=具志川高)が競り勝ち頭で落としたボールにMF碓井鉄平(3年=山梨学院大附高)が反応し絶妙なパスを出す。オフサイドぎりぎりのところで抜け出したMF小牧成亘(2年=ルーテル学院高)がゴール前まで攻め込み落ち着いて放ったシュートがネットに突き刺さった。これで見事先制点を挙げた小牧は「裏に抜けられたので、思い切り打って入って良かった」と試合後に語り、駒大の底力を見せつける貴重な先制点を奪取し前半を折り返す。
 
 後半に入ると、前半の流れとは打って変わってペースは駒大にあった。それが決定的となったのは59分、ペナルティエリア手前で得たFKを碓井が蹴り込む。これをファーサイドに走り込んだ宮城が頭に合わせ豪快にシュート。まさに理想の形で追加点を獲得する。これで勢いに乗った駒大は、得意のセットプレーから幾度もチャンスを生み出し果敢に攻め続け迎えた66分、またも良い位置でFKを獲得。「鉄(碓井)が良いボールを蹴ってくれたので、あとは決めるだけ」と宮城が試合後に話すように、碓井からのボールに宮城が頭で合わせる。一度はキーパーに弾かれるも再度足で押し込み待望の3点目を奪取した。
 
完全に波に乗った駒大は80分、宮城に代わりMF真野直紀(4年=加藤学園暁秀高)が投入される。その真野からのクロスにMF山本大貴(3年=ルーテル学院高)がヘディングで押し込むもキーパーに弾かれ得点には繋がらず。しかしその直後、MF板倉直紀(2年=千葉U-18)からのクロスを受けた小牧がドリブルで持ち込み落ち着いて放ったシュートがネットを揺らし、今試合2得点とゴールを量産する。続く90+1分、ロスタイムに入り試合が終盤に差し掛かると碓井が折り返して出したパスから板倉のミドルシュートを放つ。これが決まるとダメ押しの5得点目を奪い取った。セットプレーはやはり駒大の長所であり、最大のチャンスである。また、個々の役割が明確になってきたことも勝因だろう。大量得点と同時に、5-0と無失点に抑え快勝し今トーナメント戦全日程が幕を閉じた。
 
 今トーナメント戦では大阪行きの切符を手にし、5位につけた駒大。チームの形が確立してきた中で、大阪で勝ち進むためにも更なる成長が必要だ。「リーグ戦に戻ってしっかりやれるかが大事」と秋田浩一監督が話すように先にはリーグ戦が待っている。今トーナメントでの成長を糧に今週から再開されるリーグ戦でも邁進して欲しい。

 以下、試合後の駒澤大監督・各選手コメント
 
◆秋田浩一監督
「自分たちのやることをやって、一生懸命に諦めないというのがコンセプトだった。後半の最初までは出来ていなかった。戦おうと言っていたのでハーフタイムに、失敗してもいいから前から前からということを厳しく言った。それでも長い時間一生懸命やったのは事実。それが結果に繋がったと思う。連続して継続してやれればもう少し上のチームと戦えると思う。(大会を通して)中大に2点取れたということは1部相手にやれたと言える。もっと違うタイプのチームともやってみたかった。奥田や宮城、若山は頑張れていた。そういう選手たちのおかげで活躍出来ている選手もやれている。ここからしっかりやれるかが大事」
 
◆三澤祥馬主将(4年=三菱養和SC・Y)
「前半全然だめでハーフタイムで喝をいれられた。結果はどうあれ自分達のプレーができたかと言うとそうではない。特にそこは突き詰めていかないといきない。特に言われたことは前線の動きとして遅いということと、パスを繋げられなかった。結果は5位だったが決定的なのが大きかったのでそういうとこ決めていかないと東海大戦の時みたいに苦しい試合になる。もっともっと決定力をあげていかないといけない。平尾は良くやってくれた。宮城が点を取れるようになったのもよかった。とりあえずリーグ戦で一部上げるというのが一番なのでリーグ戦全部出しきりたい。自分達のプレーをすれば勝てると思う」
 
◆宮城雅史(4年=具志川高)
「久しぶりに暑くて前半ばててしまったが、後半は喝入れられてやるぞと思った。(得点は)鉄(碓井)がいいボール蹴ってくれたので決めるだけだった。いつからか分からないがFWみたいになっている。自分がやることがはっきりしているのでやりやすい。ためにやるしかない。期待に応えられるように頑張りたい。勝っているから調子はいいが、まだまだ監督の理想にはいっていない。疲れているなかでも少しずつはまってきている。次は東洋と大事なので、しっかりコンディションを整えていきたい。駒大グランドなので自分が点とって勝ちたい。(大臣杯は)2年前優勝しているので同じように。しっかり勝って優勝したい」
 
◆碓井鉄平(3年=山梨学院大学附属高)
「ちょっと暑かったので厳しかったが普通に走れた。(5位という順位は)これが現状かなと思う。(アシストは)全部中の人が、点とった人が頑張ってくれたので個人的には満足するアシストと言うのは一個くらい。みんなが勝とうというか、みんな走って全員が勝ちたいと言う気持ちが全体的に見えたのでリーグ戦に繋がるかなと思う。(全国に向けて)運動量ともっと暑くなるのでもっと走れるっていうことを目標に。後はいかに0で守って少ないチャンスをものにできるかだと思う。今日は点に絡めたが毎試合点に絡むっていうこととあとは、守備で自分がボールをとって攻撃に繋げられるような選手になりたい」
 
◆小牧成亘(2年=ルーテル学院高)
「(久々の90分出場は)きつかった。強気で行くのが自分のストロングポイントだと思うので、90分間を通して、それがもっとできるようになればいいと思った。(1点目は)裏に抜けられたので、思い切り打って、入って良かった。2点目は自分の足元に来たので思い切り打った。最近あまり点が取れていなかったので、久しぶりに取れて嬉しかった。(連戦だったが)あまり試合に出ていなかったので、そんな疲れた感じはなかった。(東洋大戦は)試合に出られたら、活躍できるように頑張りたい。(監督からは紅白戦ではすごいという評価だが)公式戦では、あまり結果を出せていないので公式戦でも頑張ります」

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(文 駒大スポーツ 射手真矢)
(写真 同 佐藤亮)