2012.06.13

【駒大スポーツ】 顔ぶれ変え勝利!!見えた確かな新戦力/大臣杯関東予選 

「アミノバイタル」カップ2012 第1回関東大学サッカートーナメント大会』兼総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント関東予選、順位決定戦  (赤羽スポーツの森公園競技場)

駒澤大学 4-0 平成国際大学
(得点):〔駒〕=平野(15分)、真野(47分)、川岸(62分)、中村(71分)、
※公式記録はこちらから

「キャプテンマークを巻き1得点の活躍をみせた真野」
 

 『「アミノバイタル」カップ2012 第1回関東大学サッカートーナメント大会』兼総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント関東予選、順位決定戦は6月9日、赤羽スポーツの森公園競技場で駒澤大学vs平成国際大学が行われた。前試合で中央大に逆転負けを許した駒大。秋田浩一監督が言うように「8位よりも5位」と平国大相手に予断を許さない試合となったが、メンバー表には1・2年生を中心としたチーム編成が組まれていた。序盤、駒大は先制点を掴み前半を逃げ切ると、後半開始早々に平国大から2点目を奪う。その後ボールを回される場面もあったが、試合に餓えていたこの日のメンバーで4得点無失点と完勝し、5位決定戦に繋げた。
 
 大きく入れ替えられたメンバーのなか、どの選手が頭角を現すか注目が集まった一戦。試合経験で優るMF真野直紀(4年=加藤学園暁秀高)とMF水野裕之(3年=駒澤大学高)がどこまでチームを引っ張っていけるかに期待がかかった。開始から4分、DF奥田陸(1年=高松商業高)のFKを真野が押し込むもゴールポストに当たり得点を逃す。序盤からプレスをかける駒大は更に8分、MF平野篤志(1年=大宮Y)が右サイドから上がりクロス。これをまたも真野がヘッドで突っ込むもがタイミングが合わず。得点に繋がらないもののゴールチャンスを作った。
 
相手を圧倒したかのように思えたが、11分にピンチを迎える。DFの詰めが甘くゴール前まで攻め込まれる。さらに12分には、攻め続けた平国大が豪快なミドルシュートを放つ。これをGK積田景介(1年=市立船橋高)がしっかりとキャッチし危機を回避すると15分、この嫌な流れを払拭したのは平野だった。ペナルティー手前でフリーになり、そのまま左足で放ったミドルシュートがゴールネットを大きく揺らし、駒大が先制点を挙げる。その後MF中村駿(1年=習志野高)を起点にボールを運ぶがゴールまでもっていけず苦しい試合展開が続く。それでも42分、MF板倉直紀(2年=千葉U―18)の左クロスに真野が滑り込み、シュートを伺う姿勢を見せる。前半終了間際にセットプレーを取られ嫌な時間帯となるも、なんとか守り抜き1点リードしたまま前半を折り返す。
 
追加点を挙げ勢い付けたい駒大は47分、中村の縦パスに真野が切り込んでシュートを打ち2点目を挙げた。「4年1人で、ただ試合に出るのとは違う責任を感じた」と話す真野は前半からの流れを変えるため、自ら得点を挙げチームを盛り上げる。しかし、平国大も粘りをみせ一進一退の攻防が続く。試合が動いたのは62分、DF大木暁(2年=東京V.ユース)が右サイドからオーバーラップを掛けドリブル。ここから早いクロスが入るとFW川岸祐輔(2年=前橋育英高)が押し込み相手を突き放す。本来DFの川岸だが今回はFWでの起用。「CBで競るのとFWで競るのは全然違う」と言うように、前半では慣れないのもあり型に嵌らなかったが、得点という最高の形でチームに貢献した。
 
この3点目を機に相手の足が徐々に止まってくる。そこに追い打ちをかけるように駒大は71分、CKから浮いたボールを板倉、奥田とヘッドで繋ぎ最後に中村が足を延ばしシュート。ダメ押しの4点目を奪い、選手達は確かな手ごたえを掴んだ。ここから無失点に抑えていきたい駒大はDF柳川剛輝(1年=広島ユース)、板倉で相手カウンターを阻止。MF溝口祐真(2年=熊本学園大学付属高)が得点機を迎えるなど、最後まで攻めの姿勢を見せ試合終了のホイッスルが鳴り響いた。
 
この大事な試合をサブチームで埋めて見せたことは選手達にとって大きな自信に繋がっただろう。同時に、代わりとなる強い選手がいることは大阪を考えると大きい。「大阪に行っても選手が噛み合ってくれれば勝っていける。うれしいこと」と秋田監督が話すように、選手層が連戦ではものを言う。大阪ではこのチームの誰かが抜擢される可能性も充分ある。スタメンに負けない野心を見せ、駒大の新戦力として活躍してもらいたい。

 以下、試合後の駒澤大監督・各選手コメント
 
◆秋田浩一監督
「連戦で選手が疲れていたのでこっちの方がいいと思った。本当はやらせてみたかったが他の選手も餓えている。勝てるかどうかはわからないが、天皇杯も狙っているのでそういう意味でも連戦はきついと思った。(川岸は)だめだったが一点とったから許す。まだ最初なのでこれを連続して出来れば。(真野は主将として)だめなところもあるが、今日は一生懸命やっていたし良かった。大阪に行っても今日みたいにうまく選手が噛み合ってくれれば勝って行けると思う。真野もそうだし、奥田も使えるし、柳川も大木も良かった。水野がもう少しまわりを見れれば。きっちり守ってということができれば、大阪に行ってもできると思う」
 
◆真野直紀(4年=加藤学園暁秀高)
「4年生が1人しか出ていなくて、試合にただ出るだけじゃなく、違う責任を感じた。やらなきゃという気持ちが強くなった。最初は固かったが、しっかりやろうと考えていた。(メンバー変わったが)連戦が続いていたので、静岡に行ったときも必ずメンバーを変えてやらなきゃいけないという話もあって、いつも準備してなきゃいけない状況だった。メンバーが変わってもやることは一緒。(得点は)タッチが悪くて、シュートは思いっきり打ったらたまたま入った。(プレーは)動かなくてはいけないので、監督にも前半ハーフタイムで誰1人戦えていないと言われたので、最初から全員がしっかり戦える意識でないと次は戦えない」
 
◆板倉直紀(2年=千葉U―18)
「(今日は)点を取れるように意識して、チャンスもあったが、決めきれなかったところを今日は反省している。(課題は)90分間ずっと、前に前にというプレーをもっと続けていかないといけないというのと、プレスが中盤どんどん甘くなってしまっていて、もっと頑張ればいい試合ができると思うし、自分も頑張れば試合に出れると思うので、みんなでプレスをできるように前へ前へ意識していきたい。これから連戦が続いて疲れてくる選手がいるので、チームで戦えるようにこれからまた頑張っていけるようにしたい」
 
◆川岸祐輔(2年=前橋育英高)
「「(試合は)悪くはなかった。相手のボランチをチームで消そうと思った。うまいのでボールを持たせないようにというのとスペースに蹴らせないように。(自分は)全然ダメだった。点が入ったのは良かった。(CBで競るのとFWで競るのは)全然違いますね。後半は疲れてしまった。でも、後半から落下地点で体をぶつければいいというのが分かった。(FWは)中学でやっていたが、今は走らされるときつい。高校の時も何回かやった。(次は)自分は出ないと思うが、頑張って欲しい」
 
◆積田景介(1年=市立船橋高)
「前半はちょっと消極的になりすぎてしまって、前に出られなくて、チームに迷惑を掛けてしまったが、後半は気持ちを入れ直してしっかりボールの対応ができたんじゃないかな、と思った。(試合中には) やっぱり駒大のサッカーを徹底していれば、絶対に結果は付いてくると思うので、やることはしっかりとやろうと、コーチングをしていた。DFの人たちは結構体を張ってくれたり、セカンドボールを寄せてくれたりしたので、フィールドの人たちのおかげです。(今後は)全然まだ、リーグ戦(出場)も2試合で、今回やっぱり試合に出れたので、もっともっと試合に出れるように日々の練習からアピールして頑張っていきたい」

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(文・駒大スポーツ藤原菜摘)
(写真 同 佐藤亮)