2012.06.07

【早稲田スポーツ】主将の復活弾で初戦突破!/大臣杯関東予選1回戦

 「アミノバイタル」カップ2012 第1回関東大学サッカートーナメント大会 
 6月2日 静岡・時之栖スポーツセンター裾野グラウンド

早大2-0埼大
(得点):[早]=畑尾(55分)、富山(66分)
※公式記録はコチラから


追加点を決めた富山
 

ことしから新たに始まった「アミノバイタルカップ」。この大会は7月8日から大阪で行われる総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント(総理大臣杯)の関東予選も兼ねており、上位8チームが本戦の出場権を獲得することができる。1回戦の相手は埼玉県代表の埼大。決定機を決められずスコアレスで前半を折り返すも、後半のDF畑尾大翔主将(スポ4=FC東京U-18)とFW富山貴光(スポ4=栃木・矢板中央)のゴールで2回戦進出を決めた。 

 「予想はしていましたが、実際に難しい試合になりました」(GK松澤香輝、スポ2=千葉・流通経済大付属柏)という言葉通り、前半は格下相手に苦戦する。立ち上がりこそボールが落ち着かなかったものの、徐々にペースをつかんでサイドを使った攻撃を中心に攻め上がるワセダ。しかし埼大の体を張ったDFに阻まれ、決め切ることができずにもどかしい時間帯が続く。対する埼大はカウンターから少ない手数でゴールに迫るも、畑尾主将をはじめとする守備陣がゴールを割らせず、両者無得点のまま前半を終えた。 


勝利を喜ぶ畑尾主将(右)と近藤貴
試合が動いたのは後半10分。MF野村良平(スポ4=千葉・流通経済大学柏)のCKに合わせたのは、5月6日以来3試合ぶりの公式戦出場となる畑尾主将だ。豪快なヘディングシュートがゴールに突き刺さり、欲しかった1点をようやく手にした。このゴールで勢いづいたワセダは、66分にDF三竿雄斗(スポ3=東京ヴェルディユース)のパスを富山が受け、DFをかわして落ち着いてゴールを決める。その後も勢いは止まらず何度も決定機を作るが、追加点は奪えず試合終了。2-0で勝利を収め、2回戦に駒を進めた。 

 2回戦の相手は同じ関東大学リーグ戦(リーグ戦)に所属している明大。明大は現在リーグ戦で11位と停滞しているが、昨シーズンの対戦成績は2戦2敗と相性が悪く決して気を抜けない相手だ。2日後の明大戦に勝利すれば総理大臣杯の出場権を獲得することができる。「明大にはたくさん借りがあるのでそれを返せるように」(畑尾主将)、今こそチーム力を見せつけるときだ。 

(記事 久保沙織、写真 松田拓也)

◆コメント
DF畑尾大翔主将(スポ4=FC東京U-18)
――復帰戦で先制点となる見事なヘディングシュ-トでした
ゴ-ルを決められたことだけですね、今日良かったのは。本当にまだまだです。コンディションも全然戻ってないですし、皆に助けられながらのプレーでした。自分がもっと頑張らなきゃいけないですね。
――チ-ムとして先制点が奪えない時間が続きました
確かに前半0-0で、なかなか点が奪えなかったと感じるかもしれないですが、普段のリ-グ戦も同じような展開の試合が多いですし、相手も決して楽に勝たしてはくれないとわかっていたので、みんなで「焦れずに自分たちのやるべきことを90分間やり通そう」という声を掛け合っていました。
――先程コンディションがまだまだという話がありましたが、試合感はいかがですか
まだまだ戻ってきていないですが、徐々に良くなってきてはいますし、ここからどんどん実戦経験を積んで、皆に引っ張ってもらっている部分を自分が引っ張っていけるようにしていきたいです。
――無失点だったことについてはいかがですか
相手に助けられたところもありますし、次の明大戦は今日ごまかせた部分もごまかせないと思うので、しっかりやっていかなければいけません。
――次節に向けて
今シ-ズン最初の明大戦ですが、明大にはたくさん借りがあるのでそれを返せるように皆で戦っていきます。

FW富山貴光(スポ4=栃木・矢板中央)
――試合を振り返って
厳しい一戦になることは分かっていましたが、それまで焦れずにやろうと話していました。自分も含め何度か決定的なチャンスを決めていれば、もっと楽な試合になったと思います。とりあえず、きょう勝てたことはすごく良かったです。
――前半は無得点に終わりました
決定的なチャンスはありましたが、最後の大胆さに欠けていたと思います。そういう部分を自分がもっと決めていければ良かったです。
――DF畑尾大翔主将(スポ4=FC東京U-18)の先制点について
セットプレーは何度もあったので、絶対に1点は入ると思っていました。セットプレーの練習はいつもしているので、結果が出て良かったです。
――ご自身のゴールを振り返って
三竿(雄斗、スポ3=東京ヴェルディユース)からくると思っていて、大希(FW榎本大希、スポ3=横浜Fマリノスユース)がスル―するのも分かっていたので、そこに反応して決められました。1点目のあとに、追加点を奪えたことは良かったと思います。他にもチャンスはあったのでそこを決めて行けるようにしたいです。
――課題は見つかりましたか
最後の大胆さがちょっと欠けていたと思います。ひいた相手にも得点を決められるように、決定力と最後の大胆さが課題です。
――2回戦に向けて
いつもと変わらずに自分たちのサッカーをやれば絶対勝てると思うので、しっかりハードワークして勝てるように頑張りたいです。

MF野村良平(スポ4=千葉・流通経済大付属柏)
――試合を振り返って
相手はいつもやらないチームだったので、立ち上がりの、本当にファーストプレーからしっかりいくっていうのをみんなで共有していて、そこで相手に先手を取れたことで有利に試合を運ぶことができました。また負けたら終わりということで気持ちもこもっていたので、油断することなく集中してできました。
――前半0-0で終えたときの心境は
シュートチャンスは何本もあったんですけどキーパーの正面だったり、相手ディフェンスに阻まれたりして決め切れませんでした。でもそれを続けることで点は入ると思っていたので、そんなに悪い雰囲気ではありませんでした。
――1点目のアシストを振り返って
今まであまり良いボールを自分は上げられていなかったので、本当にそこは練習のときから意識してやっていました。きょうは何本も連続であったので、やっぱり1本くらいいかないとまずいと思っていたので本当に決めてくれて良かったです。
――次の明大戦に向けて
自分たちは総理大臣杯優勝という目標を掲げているのでここで負けることは、自分にとってもチームにとっても有り得ないことだと思います。また関東予選自体の優勝も狙っているので、次の試合は本当に勝負だと思うので良い準備をしてやっていきたいです。

GK松澤香輝(スポ2=千葉・流通経済大付属柏) 
――きょうの試合に臨むにあたって
トーナメントなので、予想はしていましたが、実際に難しい試合になりました。勝ちきることを意識して試合に入りました。
――埼大に良い形でシュートを打たれる場面もありましたが、松澤選手の好セーブも目立ちました
こういうトーナメントは1点の重みが響いてくるので、失点しないことだけを意識して、とにかく体を張って守ることを意識していました。前半0-0でいけば後半にチャンスがくると思ったので、その点では良かったかなと思います。 
――きょうの守備全体を振り返っていかがですか
相手が蹴ってくるチームだったので、ラインの押し上げだったりは意識したんですけど、実際は相手にボールが渡ってしまったりということもあったので、守備面ではそういう相手にどう対応していくか、ということが大事でした。全体を通しては、後半は安定してきたのでそこに関しては良かったかなと思います。
――攻撃陣は後半に2点をあげましたが、後ろからみていてどう感じましたか
前半立ち上がりから、前からプレッシャーをかけてくれて、そういうプレーは後ろの選手を支えてくれていました。前線の選手には感謝しています。
――次は中1日での2回戦ですが、意気込みをお願いします
次は明大と聞いたので、明大はリーグ戦でまだ当たってないですし、11位だからといって油断するのではなく、トーナメントなので勝って、総理大臣杯出場を決められるように頑張っていきたいです。